報道によれば、マイクロソフトは4月22日、「 Office 2010 にバンドルする日本語入力システム『Office IME 2010』を、既存のOfficeユーザー向けに無料でダウンロード配布する。」と発表した。
家庭用「Office 2010」パッケージ発売日の6月17日から提供する。
同社がIMEを単体で無償提供するのは初。
提供の対象は、 Office XP/2003/2007/2010の正規ライセンスユーザーのみだ。
「『IME 2010』はパフォーマンス、変換効率に自信を持っており、Office 2010を使わないユーザーにも、最新のIMEを使ってもらいたい。」としている。
Google日本法人が無料IME「Google日本語入力」を出すなどIMEへの新規参入が目立っているが、「Google対抗という意味はなく、あくまで、顧客満足度を高めるため。」という。
前バージョンの『Office IME 2007』は、変換精度やパフォーマンスが低いという指摘を受け、修正プログラムをリリースした経緯がある。