報道によれば、「Twitterで注目のニュースや話題に便乗した悪質なプロフィールをフォローしてしまうユーザーが多数いる。」という。


FireBlueのああ無常。←“無情”かも(~_~&#59;)-偽動画によるマルウェア拡散の手口


これは動画に見せかけたマルウェア拡散の手口のキャプチャ画像だ(提供:Kaspersky)


モスクワの地下鉄で起きた自爆テロのニュースに便乗してTwitterに悪質なプロフィールを作成し、マルウェアをまき散らそうとする手口が見つかった。」と、ロシアのセキュリティ・ベンダーのKaspersky Labが3月29日発表した。


Kasperskyによると、この手口では「悪質なTwitterのプロフィールが自動で作成され、モスクワのテロ関連ニュースを流すと見せかけて、マルウェアにリンクさせていた。」ということだ。


こうした「悪質なTwitterプロフィールに騙されてフォローしているユーザーが既に何人も存在し、これらのフォロワーはマルウェアに感染してしまった可能性が高い。」とKasperskyは見ている。


モスクワのテロに限らず、注目のニュースや話題に便乗するのは攻撃側の常套手段だが、狙いはいずれも「できるだけ多くのユーザーをマルウェアに感染させること。」にあり、「こうしたツイートのリンクはむやみにクリックしてはいけない。」とKasperskyは警告している。