報道によれば、Twitterは3月9日、「セキュリティ対策として、不正なURLの検出機能を導入する。」ことを発表した。
この機能は、「Twitterのダイレクトメッセージ(DM)、DMが届いたときのメール通知に含まれるURLを不正サイトのデータベースと照合し、不正なURLを検出して遮断、悪質サイトへのリンクがTwitter上で拡大することを防ぐ。」というものだ。
DMとメール通知のURLは短縮されて「http://twt.tl/ ~」となり、このURLをクリックすると、有害かもしれないページの場合は警告ページが表示される。
この機能は段階的に展開しているため、まだ全ユーザーに導入されたわけではないようだ。
またHTMLメール対応のメールクライアントでは、twt.tlではなく長いURLが表示されることもあるという。
2月にはTwitterのDMを使ったフィッシングが横行した。
これは「フィッシングDMを使ってユーザーを偽Twitterサイトに誘導する。」というもので、多数のユーザーがパスワードを盗まれたという。
今回の不正なURLの検出機能により、被害が未然に防がれることに期待したい。