（FireBlue）やられた・・・。
（愛犬）何に？
（FireBlue)ついにやられちまった・・・。
だから、何にやられたんだよ？
もうアカンかもしれん
ワレ、シバクぞ、何にやられたか早よ言え
いやあ、その～照れちまうなあ
咬むぞ、ワリャ
それだけはご勘弁を
いやあ、単に風邪で声がガラガラ声になっちまって・・・
ぐわっはっはっはは・・・
何故に笑う？
そんなことで死ぬタマか？
まあ、ワシにとってはメシさえくれりゃあ、どうでもいい
お前さんが風邪にやられようが知ったこっちゃない
舎弟が風邪ひいたくらいじゃ、ワシは何ともない
誰が舎弟やねん
お前
ちがわい、お前の飼い主じゃ～
んなこたあ、どうでもいいから、早よ
へ行け
ヘイ、分かりやした
って、なんでやねん 立場が逆やんけ
とまあ、アホな漫才はさておき・・・。
とりあえず、かかりつけのへ行ってきた。
以下は、医師との会話だ。
「今日はどうされました？」
あのな、具合が悪いからに来てんだろうがでなかったら、好き好んでになど来るかっ、という元気はなく・・・。
「風邪で喉がやられたみたいで、喉は痛いし、ガラガラ声になるし・・・。」
「ガラガラヘビじゃなくてよかったね」オッサン、殴ってよかですか
ガラガラヘ～ビがやって来る～お腹を空かせてやって来る～あいつらは～グルメじゃな～い、な～んで～もペロ～リ～って、唄うんかいそんなオヤジギャグはいらんっちゅ～んねんという元気もなく・・・。
で、一通り診察をした後、
「まあ、症状は軽いようだから、薬出しておくので、それで様子を見ましょう。今回は残念だけど、お楽しみの注射はないからね」オッサン、やっぱりシバイてよかですか 注射なんか楽しみにしとらんっちゅ～ねん俺が楽しみにしているのは、あの美人のナース
（←以前に注射を打ってくれた）に会えることぐらいじゃ～以下、妄想妄想・・・自主規制
などと言う元気もなく、診察室を後にし、処方箋をもらい、支払いを済ませ、を出た。
外に出ると、風がヒュ～と吹いていた。
いわゆる“ビル風”ってやつで、建物の壁に風が跳ね返り、強い風となって辺りをよけいに寒くしていた。
「寒いよ～凍えるよ～世間の風は冷たいよ～
」と、アホなギャグで寒さを紛らわせつつ歩き、処方箋を取り扱っている薬局に到着、処方箋を薬剤師に渡し、薬を受け取り、支払いを済ませ、帰路についた。
で、現在、
で安静にしている。
（愛犬）はあ、帰って来たんかいな
（FireBlue）帰ってきたらアカンのかい
ああん、ワシ昼寝してるから邪魔すんなや
邪魔したろ～
咬むよ
す、スンマセン
風は独りで吹いている～俺も独りで泣いている～
エ～ン
いじけたる～