バルトーク、ドビュッシー | firebird-daiのブログ

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1. バルトーク:子供のために(全曲)

 

ゾルターン・コチシュ(ピアノ)

 

昨日に引き続きコチシュを聴く。

子供のためにはその名の通り教育用、特に子供のための曲集だが、とても美しく楽しい作品で、特に全曲を通して聴いてみるとさらに良さが倍増されて感じられた。弾いたことはないけど、多分この曲はきくより弾くほうが何倍も楽しいと思う。だから大人でも初心者とか、ある程度弾けるひとでもちょっとした息抜きや楽しみでひくのも大アリと思う。楽譜が欲しくなった。

個人的にはミクロコスモス1~3巻より、子供のためにのほうが楽しい。ミクロコスモスが面白いのは4~6巻だと思う。(大体の人はそう思うかな。)

ただ、簡単な曲だからこそ、いい音で音楽的に表現できないと暇な曲になる。

 

 

2. ドビュッシー:ピアノ曲集から[Disc2]

・子供の領分

・レントよりも遅く

・小さな黒人

・2つのアラベスク

・ベルガマスク組曲

・ピアノのために

・版画

 

ミシェル・ベロフ(ピアノ)

 

70年台の録音。硬質な響きでバリバリのテクニックで引きまくっていた頃の録音。でも全部そんなゴリゴリな力技かというとそんなことはなく、非常に繊細な技も聴かせてくれる。流石だと思う。

色っぽさは少し薄めだが、そのかわりというか何と言うか、いろんな音が非常にくっきり聴こえてくるドビュッシーです。

90年台の録音や、最近では全集ではないけど前奏曲を3回めで出したけど、それぞれ表現が違うのも魅力です。

 

1.の演奏者コチシュのドビュッシーも素晴らしい。