1. リゲティ:ピアノ曲全集からDisc2
・ ムジカ・リチェルカータ
・2台のピアノのためのソナチネ
・2台のピアノのためのインドゥーロ(行進曲)
・2台のピアノのためのポリフォニックエチュード
・2台のピアノのための3つの婚礼舞曲
・4手連弾のためのアレグロ
・2台ピアノのための3つの小品
・エチュード 第15番
・エチュード 第16番
フレドリック・ウレーン(ピアノ)
Disc1に続いてこちらも超絶演奏による名盤と思う。2台ピアノのための作品はウレーンが多重録音したそうだ。響きやフレーズがクリア。
より繊細な響きを聴きたい場合はエマールのものを聴く。
2. グリゼイ:音響空間 から
・ 33人の奏者のための「モデュラシオン」
・ 管弦楽のための「トランジトワール」
シルヴィアン・カンブルラン(指揮)
フランクフルト歌劇場管
「音響空間」から後半の3曲。なんとも表現がしにくいが、妙に美しくきらめくような音楽。ブーレーズとはまた違ったきらめきである。音響空間は全部で6曲の組曲で、 全て“ミ”の倍音に基づいて作曲されている。だんだん編成が大きくなる。今度は前半を聴こう。