1. バッハ:オルガン作品全集から Disc4。 BWV 552a, 669, 670, 671, 676, 678, 680, 682, 684, 686, 688, 552b
ピーター・ハーフォード(オルガン)
クラヴィーア練習曲第3部の中から。有名な「聖アン」のプレリュードとフーガを最初と最後に、中に ドイツ・ミサ曲 BWV 669-677 からの曲と 教理問答コラール BWV 678-689 からの曲が収められている。なお、ドイツ・ミサ曲と教理問答コラールの残りはDisc5に収められている。
どうもバッハが出版したオルガン曲の最初でかつ最大の作品集らしい。クラヴィーア練習曲集は自費出版で制作されたとのこと。売れたのかなぁ?多分そんなに売れなかったのだろう。でも音楽は人類が残した最高の宝物の一つと思う。ハーフォードの全集は、バッハ演奏の一つの頂点と思う。残念ながら全集は廃盤の模様。あまりにご立派すぎるのか・・・・残念極まる。
2. スクリャービン:エチュード全集
ギャリック・オールソン(ピアノ)
スクリャービンの音楽は、ピアノではアムランの弾いたソナタ全集が最高すぎて、それ以外はあんまり関心が向いていなかったが、ふとエチュードも聴いてみようかなと思って買ったのがパレイの全集とオールソンの全集。
個人的にはオールソンの盤に非常に惹きこまれた。繊細かつ力強く、うねるような響きを味わいつつもクリアに聴こえるすごい演奏。アムランのソナタに匹敵するくらい好きかもしれん。
ピアノの音が少しレトロな感じがするとおもったら、やっぱり1800年台後半のスタインウェイを使用したとのこと。たまにはこうゆう古いピアノの音もいいね。