僕が未来の子供になったとき、伝えたいこと(経営×教育)

僕が未来の子供になったとき、伝えたいこと(経営×教育)

未来の子供に伝えたい「お金を稼ぐ」ということについて、主に経営学の切り口から、子供たちの教育方法について、本ブログを通して考えて行きます。

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学校で授業を受けている君は、

まだピンと来ないかも知れないけど、

いずれ訪れる“働く”ということについて、

今伝えたいことを伝えよう。

 

 

「働く」って聞いた時、君はどんなことを思いついただろう?

・お金をもらうこと?

・上司の言いなりになること?笑

・お客さんを喜ばせること?

・自己満足?

 

 

さて、これから伝えることは正解・不正解はない。

あくまで君が「働く」ときに、参考にしてもらえたら嬉しい。

 

 

 

まず、コインをイメージしてみよう。

1円玉でも良いし、10円玉、100円玉でも、あるいはオモチャのコインでも良い。

どのコインも共通しているのは、表と裏があるよね^^??

(今回は、どちらが表でどちらが裏というのはこだわらないので、君自身で決めて良いよ。)

 

表があるから裏があって、裏があるから表がある。

 

 

「働く」ということの目的は、このコインの表裏と実は似ていると僕は思う。

 

 

さっき、「働く」とはどういうことを思うか聞いてみたけど、働く目的は大きく2つある(と思う)。

 

 

まず、「誰かのために」という目的だ。

「働く」という行為の向こう側には、必ず誰かがいる。

「働」という漢字が、にんべん(イ)に、動くと書くように、人のために動くことが、働くということである。

 

なぜ「誰かのために働く」のか。

もっと詳しく知りたいときは、ぜひドラッガーさんの本を読んで欲しい。

間違いなく、僕より人のため、社会のために働く理由を熱く教えてくれる。

 

 

 

 

 

誰かのために働く、これがコインである「表」にあたる。

 

 

 

 

では、「裏」にあたる働く目的は何か。

それは、「自分のために」ということだ。

 

自分がやりたいこと、楽しいこと、面白いこと、手に入れたいこと(お金・夢など)のために働くのである。

この「自分のために」の目的は、車で言うガソリンのようなものだと思う。

ガソリンがないと車が走らないように、自分の中から湧き出るポジティブなエネルギーが「働く」ためには大切だ。

ぜひ大切にして欲しい。

 

ちなみにドラッガーさんは、表(誰かのために働く)の目的の方が、

裏(自分のために働く)の目的より、優先されるべきだと述べている。

 

なぜなら、誰かのために働くことの結果として、お金や名声などを得られる、つまり自分のためになるからだ。

 

 

今の僕は半分正しいと思うけど、半分間違っていると思う。

いや、時が進むごとに間違ってきたと言う方が良いのかもしれない。

 

今僕が生きている社会では、

自分がやりたいことを突き抜けてすることが、

結果的に誰かのためになり、回り回って自分のためになっている事例がよく見られるからだ。

 

このことについて詳しくは、下記の本を読んでみてくれ。

 

 

だから、どちらが表でどちらが裏かは、これからは(もしくは君のいる時代は)あまり重要じゃないかもしれない。

でも、どちらかが欠けることはありえないし、許されないと思う。

 

 

自分の目的を達成するために、誰かに迷惑をかけてはいけない。

だからと言って、誰かのために活動しすぎて、自分を見失ってはいけないし、体を壊してはいけない。

 

 

コインに必ず表と裏があるように、

君も働く時や実際に働いているときは、表と裏の目的どちらも忘れないで欲しい。

 

今日は、トレードオフについて考えてみよう。

 

○トレードオフとは・・・

ある選択をすることで、別の何かを犠牲にすること。

 

例えば、君が毎月もらっているお小遣いを考えてみよう。

君は欲しいゲームソフトがあるから貯金をしていて、ついに目標の5,000円までお金が溜まったとしよう。

 

君は急いで近くにある商業施設に駆け込み、

ゲームソフトが売ってあるお店に向かった途中、

通りかかった行きつけの洋服屋で、自分が気に入った洋服がゲームソフトと同じ値段で販売されていたのを目にした。

 

ちょうどタイムセール中で、これを逃せば10,000円を超えてしまう。

 

 

さて、こんな状況に陥った時、君はどうするだろうか。

と言っても、ゲームソフトを買うか、洋服を買うかどちらを選ぶのが大切ということは、ここでは大切ではない。

 

 

 

大切なのは、どちらかを得るためには、どちらかを犠牲にしないといけない場面があるということだ。

つまり、この状態がトレードオフってこと。

 

 

このトレードオフの状態は、これから大人になるに連れて、どんどん重要さを増してきます。

 

 

自分の進学先、就職先などあらゆる場面で、トレードオフを感じるでしょう。

 

 

そして、自分1人の時だけではなく、家族や職場でもこのトレードオフの状態はあります。

 

例えば、君が職場(公務員)で、ある土地とお金(税金)を地域のために活用してくださいとなった時、お年寄りが必要としている介護施設を作る?、それとも働きたいけど子供を預かってもらえる保育園が少ないから保育園を作る?、それとも公園?、それとも商業施設を作る?

 

 

君は、介護施設を作ったとしたら、お年寄りの方は喜ぶけど、子育て世帯の方はどう思うだろうか。

反対に、保育所を作ったとしたら、そのときお年寄りは−。

 

 

自分1人が、迷惑になるのならそれはいい。

でも、大人に近づいていくにつれ、自分の判断で誰かは喜ぶけど、上記のように誰かは不満に思ったり、泣いてしまったりしてしまう事もある。

 

 

このトレードオフの状態は、普段の日常から死ぬまで感じる場面があるだろう。

 

最後に、このトレードオフに対して、少し人生経験が長い僕から君へアドバイスを・・・。

 

 

●トレードオフから目を逸らさない事

一番良くないのは、逃げ出す事だ。もしかしたら、トレードオフの状態から抜け出す手段だってあるだろう。

また、さっきのお年寄りと子育て世帯を例に挙げたように、どちらかが苦しむなら、何もしない方が良いなんて決して思わないように。それが一番ダメな選択肢だ。

 

 

●トレードオフで失うもの(失ったもの)に目を向ける事

自分が選んだ選択肢と選ばない選択肢の長所、短所をしっかり理解しよう。

そして、その失うもの、犠牲にした事によるデメリットを、苦いかもしれないけど飲み込みなさい。薬と一緒で、苦いけど、君の成長には欠かせないものだと思う。

 

 

●謙虚な姿勢を持とう。でも、選択したことに後悔しないように。

トレードオフで犠牲になった事で、きっと誰かが不満に感じていることもあるだろう。

それでも、どれを選ぶか選択をしないといけない。

もしそれで、誰かが苦しい思いをするのであれば、まずは謙虚な姿勢で対応しよう。

でも、そこで後悔してはダメだ。選択したことは間違ってなかったと思っても、その人たちの前では弱みを見せてはダメだ。選択をしたことで喜んでいる人たちも不安にさせてしまうし、自分も苦しいだろう。

 

 

 

 

今のところ、僕が君に伝えられるのは以上だけど、

もし君がトレードオフな状態になったら僕も一緒に考えよう。

君が少しでも、良い選択をしたと感じられるように。

 

 

 

 

今日、君に伝えたいことは、以下の通り。

 

○ 簡単に夢とか目標・計画に固執するな

○ 物事うまくいかないこともあるけど、その過程できっと面白い気づきが新たな君を教えてくれる

 

 

 

物心ついた時から君は、周りの大人たちからきっとこんなことを言われ始めるだろう。

 

『将来は何になるの?』と。

 

周りの大人たちは、君の選択肢(将来の可能性)に嫉妬して聞いてくるだけだ。

歳をとればとるほど、大人たちは良きも悪くも自分の選択肢が減ってきてしまうんだ。

本当に君が将来何になろうが本気で思っている人、応援しようとしてくれる人ははごく少数だから、もし聞かれた時は適当な答えを出すと良い。

 

 

その時の環境によって異なると思うけど、

君自身の将来のことを考える分岐点として、高校受験と大学受験、そして就職活動があるんじゃないかな?

 

きっと君の周りに「将来○○したい!」と自信満々で話をしている友人がいて、

君は焦るかもしれない。

それは高校、大学、就職活動と時間が経つごとに焦りは感じるかもしれない。

 

でも、焦らなくて良いというのは簡単で、実際に行動に移すのは難しいかもしれないけど、気にしないで欲しい。

今日君に伝えたいことは、「簡単に夢とか目標、それに向かった計画とかに固執するな」ということだ。(あ、夢とか目標とか、計画を立てるなということではないから注意するように。)

 

 

少し経営学の話をしよう。

企業などが将来どういった企業になっていたいかといった戦略を立てる際、ざっくりと2つのアプローチ方法がある。

(企業を個人と考えてもらうのも良いだろう)

 

1つ目は、分析型アプローチ(意図的戦略)である。

そして2つ目はプロセス型アプローチ(創発戦略)だ。

 

 

1つ目の分析型アプローチとは、過去の企業活動を振り返り、問題や良かったことを分析し、計画を立て、行動していくやり方だ。

 

2つ目のプロセス型アプローチとは、自分がやってきた活動を振り返り、予想だにしていなかった面白いことを見つけ、それをベースに戦略を変えて、活動していくやり方である。

 

 

自分が本気でやりたいこと、心の底からやりたいことあれば、1つ目の分析型アプローチで良いだろう。

(でも、決してマーケットを間違えないように。君がしたいことにお金を払う人がいるかどうか考えること。これについては後日伝えよう)

 

 

でも、子供の君は実際にその夢(例えば、サッカー選手)の経験をしたことがないだろう。

働くってことにイメージを持てるかい?

また、自分がやりたいことと実際にできることとはイコールではない。

どこかでギャップがある。

 

 

 

夢や目標を設定するのは良いことだ。

ただ、その夢や目標に向かっている途中で、もしかしたらこっちの道も面白いかもとか、この夢や目標に向かうのはやっぱりシンドイと感じたら、パッと切り替えて違う道に進むのも考えて欲しい。固執せず、諦めるのも大事だということだ。

 

だからその時は、2つめのプロセス型アプローチ(創発戦略)に切り替えて進むことも考えて欲しい。

 

 

そもそも、一般的な人の夢や目標は、誰かがその道を歩いている人がいて、すでにその人が占領をしている可能性がある。

僕の今の時代でも、多様な働き方をしている人が多く出てきていて、そんな働き方あるんだと驚くことがたくさんある。

 

君の時代は、ますます個人の個性や能力が問われてくる時代になってくるだろう。

そもそも、最初の『将来の夢は?』って聞かれたときに、一言で言えないような、あるいはその時代に無い仕事がいっぱいあるんじゃないかな。

 

それだったら、いろんな道を歩くことになって大変かもしれないけど、プロセス型アプローチ(創発戦略)で君自身を色々と試してみて、君だけの世界を作ってみても面白いと思うよ。

 

 

 

最後に、今日の参考図書を伝えよう。時間があれば、ぜひ読んで欲しい。僕よりずっと面白いことをわかりやすく書いてるよ。

 

▼意図的戦略と創発戦略をより分かりやすく教えてくれる。

 

▼夢や目標に固執しすぎない大切さを教えてくれる。

 

▼これからの働き方について教えてくれる。そもそも100年の人生、固執して1つだけの仕事やるって退屈かもしれないね。

 

 

▼1つだけではなく2つ、3つと違う自分を掛け算して新しい自分だけの仕事・キャリアを作ることが大切って教えてくれる。

 

 

以上。