ワインは、ブドウ果実を原料として醸造した酒類のことです
1 自然なもの
ブドウ果汁の糖分を酵母のアルコール発酵によってアルコールに変えた飲料なんですね♪
ブドウ糖・果糖→エチルアルコール➕二酸化炭素
↑これはJoseph Louis Gay-Lussac(ジョセフ・ルイ・ゲイリューサック)氏によるものです!
同じ19世紀のフランスの偉大な自然科学者Louis Psteur(ルイ・パストゥール)氏は酵母によるメカニズムを解明しました
1kgのブドウから搾汁される果汁、ワイン(赤ワインの場合)は600~800mlで日本酒やビールのように水を用いることはないためワインの品質はまさにワインの品質となるんですね〜
「よいワインはよいブドウから」
ワインの自然条件、「土壌、地形、日照、気温、雨量、ブドウ品種など」まさに生鮮果実がそのままお酒になったものなんですね
2 ワインの酸味は独自のもの
ブドウは沢山の有機酸を含有しています!
ワイン中の主な有機酸は。。。
『ブドウ由来の酸』
酒石酸 1.5~4g/l
リンゴ酸 0~4
クエン酸 0~0.5
『発酵によって生成した酸』
コハク酸 0.5~1.5g/l
乳酸 0.1~3
酢酸 0.1~0.8
他にもグルコン酸、ガラクチュロン酸などが含有されていて、ガラクチュロン酸は貴腐ワインの熟成中に酸化され粘液酸隣、さらにカルシウム塩となって粘液酸カルシウムとなって析出するのですね〜
要は有機酸類がワインの飲み口の爽やかさや後味のキレの良さとなっているわけです
3 風味がバラエティ豊富なお酒
ワインの風味は香りと味に分けられます!
香りは「アロマ」と「ブーケ」に分けられ、「アロマ」は第1アロマと第2アロマに分けられます。
第1アロマはブドウ由来の品種特性香、第2アロマは発酵工程で酵母や乳酸菌が生成する香りなんですね〜
「ブーケ」は第3のアロマとも言われ発酵終了後、タンクまたは樽で貯蔵中に生成する熟成香とさらに瓶詰後に瓶中で生成する熟成香のことを言います。
ワインの香りは多種多様なんですね〜
続きはまたあした