今日は放射線治療の4回目と、放射線科の先生の診察がありました。

うちの病院の放射線科は毎週月曜日が診察日になっています。

診察で、改めて今回の治療について説明していただきました。

治療箇所は腰椎の3番～5番だそうで、腎臓が近くにあるためあまり色んな角度からは当てられないので、お腹側とお尻側から当てる形にしているそうです。

私は既に痛みが少し楽になった気がしているのですが、痛みに対しての効果が出るのは2,3ヶ月後からと言われました。

ただ、放射線の効果は永遠ではなく、あくまで時間稼ぎだそうです。

また腫瘍が大きくなって痛みがぶり返して来ると思うので、この先は抗がん剤治療を頑張るようにとのことでした。

痛みがぶり返したら、追加で照射することはできるそう。

でも、何回も繰り返して行うことはできないらしく、治療するタイミングの見極めが大事だとか。

私は痛みが出る前に予防として治療できないものかと思っていたのですが、そう簡単にはいかないみたいです。

あとは、放射線は当てると一時的にでも良くはなってしまうので、抗がん剤治療もしている場合、抗がん剤の効果を測れないことがあるのだとか。

そういう意味でも安易に放射線を当てない方が良いのだなと思いました。

いかがわしい癌治療クリニックなんかでは、放射線がよく効くのをいいことに、放射線だけ保険治療でやってきてください、あとの治療はこちらでやりますからと言って、放射線の効果も怪しげな治療の手柄にして、効果出てますよ～みたいなやり方をするらしいです。（放射線治療医談）

診察中、「右の股関節は痛くないですか？」と聞かれ、ちょうどここ数日痛みが出てきていたので、「痛いです！」と答えたところ、なんと右股関節にも転移があり、骨が少し溶けているとのことでした🥲

外科でも整形外科でも股関節の話しはされず初耳だったので、少しショックでした。

場所的に神経などに関わることがないので、今のところ痛み止めで様子見でいいそうですが、今後痛みが強くなってきたら放射線治療を検討した方が良いとのことでした。

ステージⅣと分かった時から、色んなところへ転移することを覚悟はしていましたが、骨転移でこんなに悩むことになるとは😥

腹膜播種とか、臓器とかそういうのを想像していたのに、私のスキルスちゃんは骨がお好みだったのですね🦴

私の祖父が数年前に亡くなって、火葬のあと骨を見たら、あまりに立派で太い骨で、親族一同びっくりしたことがありました。

もしかしたら私も祖父に似て骨がしっかりしてて、癌から見たらとっても魅力的なのかもしれません（笑）

と、祖父の話しをしたので、以前も載せましたがここで今一度祖父からパワーをもらいたいと思います。

私の病気が分かった頃、祖父が作ったたくさんの野菜が送られてきて、その中に入っていました。

祖父からもらった、最初で最後の手紙です。

祖父は前立腺がんを克服し、最後は脳転移から発覚した肺がんで86歳で亡くなりましたが、意識が朦朧としながら震える手で亡くなる直前までタバコを吸おうとしていた強者でした（笑）

皆さんにも祖父のパワーをおすそ分けしますので、どうぞ受け取ってくださいね🤲

さて、放射線治療は明日でラスト。

明後日は待ちに待った松潤の舞台です💜

一日一日、大切に過ごさなきゃ💪

放射線治療4回目終了 右股関節への転移判明

放射線治療4回目終了右股関節への転移判明