「安田の靴」…
(前章から続いています)
さて、日本最古のサッカー・スパイクメーカー
「YASUDA」 なんですけど…
なんで最近、メッキリ見かけないのか? というお話です。
オールドファンには、たまらなく懐かしいシグニチャーwww
【YASUDA】は、1932年 (昭和7年) 、
東京 小石川に”安田靴店”の名で産声を上げました。
太平洋戦争などの激動の時代をくぐり抜け、
1960年代には、日本初のゴム底のスパイクを発表する
など、1960~1970年代にかけて、
”サッカーの安田”の名を不動のものにします。
【YASUDA】公式HPより
そんなワケで、ミステルが一番、一生懸命サッカーに
打ち込んでいた1980年代には、【YASUDA】のスパイクと
いうのは、アディダス、プーマなんかに次ぐ存在。
当時は、他にはアシックスのスパイクがあったかなぁ?
ぐらいの時代です。
【YASUDA】のスパイクと言えば、当時から、軽くて
柔らかい、カンガルー皮革のものが使われており、
↑↑↑ 当然、それなりに高価ですwww
また、少量生産の利点を生かして、
特別仕様のスパイク等を数多く供給しておりました。
有名どころでは、東京の名門、帝京高校モデル?
黒がデフォルトだった時代の、珍しいカラード・スパイクで、
帝京のユニフォームカラーでもある、水色と黄色を
あしらったモデルが物珍しく、かといって高価で、
とてもじゃないけど、手が出ない…
っていうのが、当時の【YASUDA】のイメージ。
水色と黄色の”帝京高校モデル” …の復刻版www
1993年にスタートした、Jリーグに端を発した空前の
サッカーブームの到来で、さぞ【YASUDA】にとっても
追い風になるかと思いきや、流行に乗って、
海外から多くのメーカーのスパイクが日本市場に参入。
海外勢に押され徐々に経営が圧迫されて行ったそうです。
その時代を、まさに目の当たりにしているミステルですが、
当時、リーボックやら、ロット、クロノスなんてメーカーが
こぞって参入。
今じゃあ、生き残っているのは、ナイキとアンブロぐらい?
最近じゃあ、バッジオ人気で一世を風靡した、ディアドラの
スパイクすら、ほとんど見ませんけど、ル・コックだとか、
パトリックなんて一体どこに消えちゃったんでしょう?(;^_^A
ジュビロ磐田の元ブラジル代表、ドゥンガ。
スパイクはYASUDA製です。
その後、開催された2002日韓ワールドカップにおいて、
社運を賭けたライセンス事業の不振で、資金繰りに窮し、
W杯開幕直前の4月、東京地裁に自己破産を申請。
日本最古のスパイクメーカー、
【YASUDA】は倒産してしまいました。
ところが2018年、一部の愛好家の間で、
復活の機運が高まり、クラウド・ファンディングなどで
資金を募り、16年の時を超えて復活!!
というのが、ここまでの流れになります。
そういう意味では、昔懐かしいけれども、ある意味では
新興のメーカーとも言える存在で、まだ7年の歴史しか
ありません。
まだまだマーティング不足などもあり、
その浸透度はイマイチ???
あとは… 基本、定価販売なので、値崩れを起こさず、
相変わらず、値段が高いのもネック?(笑)
そんなのも希少性に拍車をかけてる要因と言えるでしょう。
現在、サッカースパイクと言えば、海外メーカーでは、
アディダスとナイキが二大巨頭で、それに次ぐ存在は
プーマとかアンブロあたりでしょうか?
ちなみにアディダスの創業者、アドルフ・ダスラーと
プーマの創業者、ルドルフ・ダスラーは実の兄弟だったり
するんですけど、仲違いして分裂、現在に至る… (笑)
そして国産メーカーでは、アシックスとランバード(ミズノ)が
代表格なんですが、そもそも日本人の足型の多くは、
幅広の甲高。 (私もそうですwww)
海外メーカーのモノは足に合わないなんて人も多く、
私の仲間なんかでも、ランバードのモレリアというモデル
を、ずっと履き継いでいる… 人を知ってますが、
サッカースパイクって、足に合う合わないは大きいんです。
ミステルは辛うじて、アディダスは合いますけど、
ナイキは幅が狭すぎて、足に合いません。(;^_^A
以前購入したマーキュリアル・ヴァイパーは、
一回、履いて、息子に上げちゃいましたwww
ナイキ ”マーキュリアル・ヴァイパー”
さて、【YASUDA】。
再出発する際にラッキーだったのは、奇跡的に、当時の
鉄型やら木型が、そっくりそのまま残っていたらしく…
なんというか日本人の(私の?w) 足にジャスト・フィット!!
今、かなりのお気に入りですね…
長く付き合っていきたいと思える一品です。
GEAR Ⅲ
さて、相変わらず、スッカリご無沙汰ですけど… (;^_^A
なんだかんだ1年に一足ぐらいの割合で、新調している
もんだから、その後も順調に増え続けるコレクション。
過去に紹介したものも混ざってますが、棚卸も兼ねて。(笑)
まず、こちらがアディダスの【コパ・ムンディアル】。
超スーパーロングセラー・モデルで、私が最も一生懸命、
サッカーに打ち込んでいた頃には、とてもじゃないけど
高価で手が出なかったモデル。
軽量がウリのカンガルー・レザーですが、
ソールの部分が重たいのでバランスが悪い… (;^_^A
やっぱり、機能的には最新型には到底、敵いませんね。
雨の日と、土のグランドでは絶対に履かないムンディアル
の代わり(?)に使っているアディダスの 【コパ】。
見た目は、ムンディアルと、ほとんど変わらないのに、
較べると驚くほど軽いっ!!(笑)
アディダス 【コパ】 シリーズ、三連発っ!!
真ん中のスパイク、ハデハデで笑っちゃうでしょ?
LGBTへの理解の啓蒙活動でもしているかのよう?(笑)
そして、これが今シーズン用に新調した
アディダス 【プレデター】モデル。
インパクト部分にラバー (たんなるゴムwww) が貼って
あって、強烈な回転が掛かるという触れ込みのモデル
なんですが…
「EST 1994」… ということは、
初代プレデターモデルの発売は、すでに30年以上前!!
デザインもどんどん洗練されてきましたけど、これの
初代モデルの事を記事にしたことがあったわwww
通称 「鉄下駄」!!www
さて、ここまでは全部アディダス社製なんですけど、
最近はちょっと浮気?(笑)
オーストラリア製の【CONCAVE】。
名付けて「赤鬼!」 (インパクト部にツノが生えてます)
昔懐かしい、【ペラーダスター】の復刻版。
その昔、サッカー専門店なんて、お茶の水に二軒、
あったダケだったんですけど、そのウチの一軒、
ミナミスポーツのプライベート・ブランドとして作られたもの
で、黒がデフォルトだった時代の珍しいカラード・スパイク。
昔のカンガルー・レザーって、なぜか経年劣化 (?) で
シワシワになったもんです。(笑)
そして最後に紹介するのが、知る人ぞ知る、
昔懐かしい 【YASUDA】 のスパイク。
日本最初のサッカースパイク・メーカー… なのかな?
昔は、結構、みんな履いていたんですけど、
最近ではメッキリ見かけません。
往年の”帝京高校モデル”
今じゃあ、希少(?)な”黒い” モデルです。
履いてると、往年のサッカーおじさん (おじいさん?www)
たちが「懐かしいねぇ…」
なんて言って、ワラワラ寄ってきます。
ま、”懐古趣味” ってやつ?(笑)
(次回に続きます…)




















