本日、
松崎祐介さん主演、
「デルフィニア戦記」千穐楽を迎えています。



おめでとうございます🎉🎉🎉








この記事をアップする頃にはもう舞台は終わってしまう頃でしょう。



最後まで怪我なしで。












私の観劇日は昨日12/12の夜公演でした。


前日の「ENTA」の公式アカウントさんが、
明日はデルフィニア戦記を観劇する、
と呟いていたので、
もしかしたら…と思って少し期待したのですが、
やっぱり昼公演だった。


今までこの手のニアミスは数知れず。

唯一観劇でふぉ〜ゆ〜に巡り会えたのは、
こっしー出演のTHE CIRCUSくらいなものです。
(だからこっしーとは客席で同じ空気を吸ったこと無し(ノ_<))




でも私が観たときには、
A.B.C-Zの郁きゅんととっつーがいらしてました。









さて。
初めていく会場に、
ちょっとドキドキしつつ足を踏み入れる。



なんというか、
空気が温かい感じです。

不思議です。


グッズは、作品のオリジナルグッズがありました。

サコッシュとかいろいろ。

でもこの舞台のグッズはパンフレットのみ。



中世ヨーロッパのイメージの表紙ですね。




中を見る余裕もなく、
ロビーでちょっとだけお腹を満たして、客席へ。




1幕が約1時間、
休憩を挟んで2幕も約1時間。


先日観劇した別の舞台は、
1幕が2時間、休憩挟んで2幕が1時間45分と、膨大な長さだったので、
それに比べれば見やすい見やすい。









お席は後方に近いところだったので、
オペラグラスは必須。



ただ、衣装がそれぞれ特徴があるので、
それさえ把握できればあとは遠目でも認識できます。


今回は、ウォル王の衣装はHPのものと同じみたいだったし、
林翔太さんシェラは、シルバーのロングストレートヘアが特徴的なのですぐわかる。





冒頭のシーンは、のっけから穏便でないやりとり。

そのあと登場する下臣的な人々も、
策を練っているような感じ。




原作は第1章の最初の辺りまでしか読んでいないので、
この舞台のベースのところはずっとずっと先。



話が頭に入って来なくてうろたえる。

やっぱりしっかり原作読んでおくべきだったと後悔。




けど、
その気持ちはリィ(グリンダ)の登場ですっかり消えた。


私が読んでいるのは、まだウォルとリィが出会ったところくらいまで。



それでも、そこを読んでおいたことで、
リィが何者なのかわかっていた。


それだけでも舞台の理解には役立った。



このリィ役の佃井皆美さんという方、
私は初めてみたのですが、アメブロ書いておられるのでそちらも読んでた。


けど実際に見てみるまでわからないものですね。


この方の身体能力が素晴らしい。

そして声が好き。


原作では人間離れした身体能力とあるので、
そういう方としてキャスティングされたのでしょうか。


声は、ちょっとアニメ声というのか、
高くてよく通る、少年の役の声にありそうな声。



それが、女性とも男性ともどちらとも取れるキャラにすごく合ってる。



リィを見ていることが楽しいまま、1幕が終わった気がします。




リィの次に目当てとして登場したのはシェラ役のはやっしー。



最初女性の服装だということで、
所作も男性っぽくない。


公演の最初の頃は、長い髪の扱いに苦労しているというツイートを見たけど、
もうそんなことも感じなかった。



そしてウォル王、ザキさんですよ。



はやっしーもそうだけど、
ザキさんの国王には、
全く心配はしていなかったし、
それも堂々と演じてくれるだろうと勝手に信じていた。



ぴたラジとか、普段コメントを求められた場では、
謎に満ちた回答しかしないけど、
芝居となれば話は別。


そこは「23階の笑い」でマックスプリンスを演じたときからわかっていた。


GACHIのときのザキ侍。


あれもそう。



芝居となれば、声は渋い低めの通る声で演技してくれるし、
ビジュアルもきりりとした紳士になれる。


ザキさんのファンならしびれるくらいの演技を、
期待を裏切らずに見せてくれるのはわかっているから。




満を持して登場した時は、
やっぱり間違いない!とほくそ笑んでしまったくらいでした。




その威厳ある振る舞いは、
まさに国王にふさわしい。



1幕は、リィの身体能力とかわいさと、
シェラとウォルの芝居、
そして殺陣に、目を奪われて終わった気がします。







幕間。



やっとパンフレットを開いた。


見てびっくり!


そうだ、もう1人、目当てのキャストの方がいたじゃないか。




大山真志さん、まーしーです。


去年から何度も、D☆Dの舞台でD☆Dと共演していて、
芝居や歌やダンスに注目していたはず。


しかもアメブロもしっかりチェックしていたのにすっかり忘れてた。



バルロ、という役名をおさらいして2幕に臨む。



前半に気づかなかったのが悔やまれる。




どうりで、ロビーにあったフライヤーに
「アルターボーイズ」やら「イヴ・サンローラン」が置いてあったわけだ。


D☆D関連じゃないと思い込みすぎていた。



意外と、D☆Dで知った方とジャニーズの共演って多いので、
ホントに油断できません。






そして2幕。


こんどこそ見逃さない、という気持ちでまーしーに注目。


パンフレットにあったように、
たしかに眉間にしわ寄せてる演技が多め。



バルロとウォルが話しているところをオペグラで見ていて、
ジャニーズとD☆D関連と、
私の中で分けて考えてきたはずなのにと、
こうして融合していることに不思議な気持ちになった。



王としての威厳があり、
国のことをしっかり考えているウォル、
王家の身内同士のあれこれを収めようとするバルロ、
騙し騙されの登場人物。



それに殺陣。



地名や国名、3つの国の関係性など、
ほんの少しだけでも原作を読んでいたことが理解の助けにはなったけど、
ちゃんと原作を読み通してからもう1度観劇したいと思う気持ちがどんどん強くなった。



読んでいれば、ザキさんのウォル王の気持ちの奥底まで理解できたと思うから。




シェラは途中から男性であることを隠さない場面になり、
身のこなしも男らしくなり、
この人は本当に芝居がやりたいんだなぁと思ってしまった。




ラストの方で、国王とリィが結婚するシーンがある。



なんだかザキさん自身の結婚のように思えてきて、
そのちょっと前くらいのシーンから涙が流れていたのだけど、
この辺りからいよいよ涙が止まらなくなってしまった。





カテコのところでは、
最後の最後にセンターに立つザキさんを見て、
しやくり上げるような勢いで泣いてしまった。



なんでしょね、滝チャンネルでお手紙のところで知った、辰巳さんとの殴り合い一歩手前の大げんか、
辞めようとしてたこと、舞台人として最低だ、という手紙の中の言葉、
そういうものから思い出してしまって、
それを乗り越えての主演、座長の舞台。



私が思うことじゃないのかもしれないけど、
ようやくここまで来たんだねと、
そんなことを思い、泣けてしまったのでした。








公演がまだあればもう1度観たい、そんな舞台でした。





そろそろ千穐楽の幕が下りた頃でしょうか。