お代わり公演観劇の感想の記事は、結局途中で終わりになってしまいましたが、
昨日は千穐楽公演に行ってきました。



7月4日



この日を持ってメンバーの小寺利光さんとTAKAさんが卒業。


そしてDIAMOND☆DOGSが半年以上の活動休止になる。



そういう意味では区切りの1日でした。






ジャニーズの舞台と違って、
一般的には、チケットは発売初日完売なんてそうそうあるものではないらしく、
当日券もあることが多いようです。


お代わり公演は、FC貸切と千穐楽だけでいいかと思っていたのが、
目まぐるしく繰り広げられるショーの展開に、
理解が追いつかず、千穐楽までもが消化不良を起こすのが惜しくなって急遽前日に電話で予約したもの。


千穐楽を前に、ここで観ておいてよかったと本当に思った。



PLAYZONEも、DVDを繰り返し観たから曲もパフォーマンスも全て理解できたけど、
初見でははやっしーの歌のうまさもみゅうとの脚の長さも福ちゃんのかわいさも、わからなかった、
あれと同じです。







ところで、
私はD☆Dの公演を観劇するときは、推しメンバーにお手紙書いていくのです。

これはファンの方が皆さんわりとそうされているのに習って始めたことです。

今回は、推しメンだけでないメンバーにも書きました。

下書きまでは前日のうちにやっておいて。

でも、身仕度をして家のことをやって・・・ってなったら意外とギリギリ。

1人分だけどうにか清書して、もう1人分はレターセットを持って家を出た。



開場時間に中に入ると、もうロビーはごった返していて。

お友だちに事情を話したら、「じゃあ書いておいでよ」と促されたので、着席してせっせと清書。


どうにか開演前にプレゼントBOXに入れられた。

傍目には変かもしれないけど、
結構みなさんお手紙を書くことが普通みたいで、前の公演のときもいろんなところで書いてる方を見かけたのです。






千穐楽の幕が上がり、照明を観ながら、
1年前にここで初めてD☆Dの舞台を観て、
それから1年経って今日ここにまたいることに、じわっときた。

彼らが15年記念と同時にここで区切りをつけて蛹になる、私が知っているのはそのうちのたった1年だけど、
本当に走馬灯のように1年が巡ってきた感。




木村花代さんが登場。

FC貸切公演の初見ではよくわからない感じだったのが、お代わり公演で観て、パンフの曲の解説を熟読して、パフォーマンスを思い出して、
やっと理解できてる自分が嬉しかった。



D☆Dメンバー、泉見洋平さんや法月康平さん、イヒョンさんたち演者さんの個々のパフォーマンスはいつも以上に素晴らしく。


千穐楽だからといって、特別にアドリブをしたりするわけではなく、歌と踊りと演技のパフォが繰り広げられる。


喉の調子が悪い方、デュエットのお相手の方がちゃんとそれを汲み取ってフォローしていて、さらにステキな感じになっていた。
さすが。



「ミス・サイゴン」のAmerican Dreamという曲。

最初は東山さんソロ、途中からD☆Dメンバーがダンスと歌で加わる構成。

冒頭のセリフのところで「フッ」と言う言い方にグッときた。

全員でダンスして歌うところ、客席降りがあるのだけど、
この時は最後列まで行ってお客さんとハイタッチしたりしてなかなか戻らず、
途中の通路でも寄り道し、
客席の人から花を差し出されたらそれを持って舞台に戻り、
ラストのポーズでそれを舞台後ろに高く投げ「DIAMOND☆DOGS!」と。

リーダーらしいパフォに大拍手でした。







「ライオンキング」のCircle of Life

2幕1曲め。

T−SQUAREとかチックコリアとか、
昔私が好きで聞いていた曲を思い出す爽やかな曲。

D☆Dのダンサー5人がダンスして、途中から類さんとTAKAさんが歌で加わる。


モダンバレエみたいなダンスで表現力が要るダンス。

D☆Dらしさがいっぱい詰まった曲です。






「メリー・ポピンズ」のSupercalifragilisticexpialidocious

絶対覚えられないタイトル笑。


木村さんの歌がすばらしいけど、
途中でタップがあるの。

小寺さんのお得意のタップ、ほんとに上品でステージ映えするタップなのです。


バルーンでできたギターやサックスやドラムを持って踊るD☆Dメンも可愛くて好き。





「イン・ザ・ハイツ」のBlack Out
冒頭は真っ暗な中、懐中電灯をこちらに向けて歌う。

ロックな曲調とウエストサイドストーリーみたいな衣装が、D☆Dの持ち曲なのかと見まごう。






一番好きな類さんのソロ歌
「モーツァルト!」のIch bin Musik 僕こそ音楽

これが聴きたいがためにお代わり公演に行ったようなもの。


回を重ねるごとにグッとくる度合いが上がってきたとお友だちの評判だった。



比較できるほど観ていないけど、
千穐楽のが一番良かった!

ファルセットで歌うところ、曲のクライマックスで、
ズドーンと響いてくるものがあった。








「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」のSuddenly Seymour 突然シーモア

もともとは恋の歌だそうだけど、
東山さんと森新吾さんのデュオだと、
D☆D結成当初からの2人なだけに、ここまで支え合ってきた友情の歌のように聞こえる。

涙なくしては観られない。

本当に2人のどちらが泣き崩れてしまうのではないかと思ったけど、
パフォーマンスは崩れず、演者魂をみた。




ラストソング。

「マンマ・ミーア!」のDancing Queen

私にとってはオリジナルのABBAの曲です。



ラストはこれを客席も手振りをしながら観るのが恒例になっていて、
みんなノリノリで締めくくるのでした。





全37曲、あっという間のショー。


その千穐楽も、あっという間でした。



カテコの挨拶、いつものように、バンドメンバーにも敬意を評し、みんなで手を繋いで礼。




最後に1人ずつ挨拶がありました。


東山さんは1人ずつ順に出て礼をするときも、自分、というより全員分の礼をするのが、
リーダーらしくて好きなのです。


森新吾さんの挨拶で、
今回のDMCが4回めで、4という数字はキリが悪いので、
ぜひ5回めを実現させたい、と、期待の言葉を述べてくれました。



客席にはD☆Dの関係者の方が見学にいらしていて、
普通にロビーにもいて、
普通にお話しもしていたらしい。


事務所のスタッフさんも、顔見知りになった方もいて、
本当にアットホームな雰囲気。


引き続きお別れイベントが予定されていて、
一旦劇場からは退出するのでした。






長くなったので後半に続きます。