最近のマイブーム。


仕事の帰りにちょっと歩くこと。


私のiPodには、
Monsterから後の曲は入っていないので、
このところ使用頻度は少なめ。


音楽は無しなことが多い。



タダシンヤさんの曲を聴くと、
泣けてきちゃうので、
これもちょっと避けている。



そんな昨今、
ふと「Love so sweet」が聴きたくなって、
iPodの中のシングルを探して聴いた。



数年前、
キッズダンスのエンディング曲になったとき、
まだ「花男」も知らなくって、
この曲も全く興味が無かったころ、
それでも、2コーラス目の冒頭は、
声が伸びやかでいいなぁ~、
なんて思っていた、懐かしい曲なのだ。



実は。
カップリングもこれはいいのだ。


「いつまでも」と「ファイトソング」



そもそもは、
「Love so~」の2コーラス目の智さんソロ、
「そここからいつも見えるようにこの手を空に向け広がる君との思い出」
のフレーズが聴きたくて出したiPod。



それが、いつのまにか、
「いつまでも」の歌詞を追っているのに気がついた。



ブログ智の方で、デビュー前からの智さんファンの方の記事を読んだけど、
このカップリングになったころのタダさんのことにも触れていて、
きっと生活が一変したであろう当時のことをあれこれ想像してしまった。





・・・歩くって、
イマジネーションが果てしなく広がっていくときなんだな。



不思議なことに、
タダさんが、タダさん自身で作った曲を歌っている声を聴いていると、
切ない気持ちに押し潰されそうになってしまうので、
聴けなくなってしまうことが多いのだけど、
タダさんが嵐さんや矢野健太さんなどに提供した楽曲は、
すんなり聴くことができる。


むしろ、
それ以上で、
めちゃ感動してしまうのだ。



で、このとき聴いていたのは「いつまでも」。



実は、じっくり聴いたこと、
なかったみたいで。



歌詞の内容を追っていて、
(歌詞を追えるってのは私の中では稀なこと)
ああもしかしたら、
この
「いつまでも」は、
「風」
「Still...」
と合わせて3部作なんじゃないか、
と思うに至る。



共通項は。
・明るいメロディー展開なのに、歌詞は別れを連想する、決して楽しいだけの内容ではないこと。

・タダさんの持ち味(だと勝手に思ってる)の、
聞き手が自由に想像を膨らませられる、歌詞の抽象性。

・タダさんワールドを引き継いで活きる、翔さんのラップとの融合性。

・キャッチーで明るく、スピード感のあるアレンジと伴奏。



「いつまでも」を聴きながら、
「風」と
「Still...」との共通項ばかり考えてしまった。



いつまでも。


他の曲同様、
歌詞の世界観としては、
決して明るいものじゃない。

むしろ、
今と決別して切り離し乗り越えることで、
新しいステップに進んでいこう、
という、厳しい部分も含まれる歌詞だと思う。



けど、
こんなに明るいメロディーラインと、
誰にでも共感できる抽象的な歌詞、
そしてキャッチーなサビのお陰で、
こんなにも人を引き付ける曲になっている。



改めて、
タダさんの生み出す世界観に、
打ちひしがれてしまった。



去年、初めてライブに行ったのはちょうど今頃。



あれから1年、早いもの。



次はいつ行けるかな。