父が悪ガキだった頃、
いつもみんなお腹を空かせていた。
そんななか悪ガキ仲間の飯島くんは
お小遣いをもらえていたのか
夕飯のお金だったのか、
ひとりだけコロッケを買い食いすることが多かった。
自分たちは食べられないコロッケを食べる飯島くん
くやしい悪ガキたちは画策する。
飯島くんのコロッケを捨てさせてやろう!!
コロッケ『なんか』を食べて
なさけない奴だ
『そんなもん』食べるなんて
さっぱり分からない理論だけど
口々に言われ続けた飯島くんはついに
「 そんなら いいよぉ!! 」
コロッケを捨てた。
捨てた、 捨てた、
飯島くんがコロッケを捨てた。
その後も悪ガキたちと飯島くんの仲は変わらなかったし
飯島くんはコロッケをひとり食べ続けたそうだけど・・・
(飯島くんには申し訳ない限りだ)
昔聞いたそんな話を、
父の日のお祝いで行ったスシローで
カボチャのてんぷらを食べる父を見て思い出した。
3人で行って、
カボチャのてんぷら4きれ入りを分けた。
1つずつ食べて
最後のひとつは父が食べたいと言った。
食べきれなかったら半分にする?
と母が聞いたら
すでにてんぷらにかじりつきながら
ブンブンと首を横に振っていた。
そんなに否定しなくても誰も取らないのに
なんなら私は数合わせに食べたようなものなのに
父の様子を母と笑い合いながら
私は飯島くんとコロッケの話を思い出した。
なんでかちょっと切なくなった
揚げものはご馳走なのだ・・・
って
カボチャのてんぷら4きれ入り100円 
揚げたてでとても美味しかった♪
次は2皿頼もうかねぇ
(でもお寿司が入らなくなるねぇ)