はぁ
今日も寄る年波以上にしんどいぺぺっぺです。
それでは前回の続きを![]()
前回、全然勉強してない方に役に立つかも
情報をかきましたが、、、
1科目だけ正答枝のバランスが偏っているものがありましたよね。
そう、学科Ⅲ(法規)です。
現行の試験制度に移行してからの6年間の法規の正答枝の割合です。
学科Ⅲ(法規)
枝1:18.9% 、 枝2:25.0% 、 枝3:27.8% 、 枝4:28.3%
(お詫び:前回、枝1の割合を18.0%としてました
正しくは18.9%です。)
マークシート形式の試験なので、正答枝が偏らないようにするのが普通です。
ただ、法規は他の科目とは事情が違います。
その違いは、
1) 法規だけ単独の時間割であること
2) 法令集を持ち込めること
です。
旧試験制度下では、学科Ⅰ(計画)と合わせて3時間の試験でした。
ですから、受験生の多くは学科Ⅰを30分~40分、
残りの2時間20分~30分を法規に充てるという作戦で本試験に臨みました。
ということで、旧試験制度下の法規の試験は、
条文の理解が不十分でも、時間に余裕があるため、
法令集のセットアップ(アンダーライン、書き込み等)次第では、高得点が狙えました。
法規は旧試験制度下でも現行試験制度下でも高得点を狙える科目、
というより、高得点を取らなければならない科目です。
法規の得点が合否をわけるといっても過言ではありません。
このことにとっくに気づいていたであろうJAEIC(試験元)は、
現行試験制度に移行する際、法規だけを独立させ、
いわゆる
せこ手
を使わせないようにしたのです。(多分
)
そういう理由で、
現行試験制度下では法規も他の科目と同様に必死に勉強しなければならなくなりました。
ただし、法令集を持ち込めることが他の科目とは違います。
法規の勉強は暗記ではありません。
解答が書いてある法令集を持ち込めるのですから。
ほとんどの受験生が法規で高得点を狙ってきます。
JAEICとしては得点源である法規で、受験生をふるいにかけなければなりません。
そこで、難易度を上げる方法は、
『時間を掛けさせる』
です。
なぜ、正答枝が偏っているのか![]()
もうわかりましたよね![]()
1つ1つの選択枝の設問文を長くし、
なるべく多くの選択枝の設問文を読ませ、時間を掛けさせる。
これが、偏りの理由です。(多分
)
ですから、わかりやすいぐらいに枝番号が大きくなるにつれて、
正答枝が増えています。
枝1:18.9% 、 枝2:25.0% 、 枝3:27.8% 、 枝4:28.3%
ね![]()
長くなりましたが、
法規の時間が足りないと思う方は、
枝4から解くのがいいかもしれません。
全く勉強してない方は、
枝3と4を多めに、枝1を少なめにマークするといいかも。
(あくまでも自己責任で
)
次回は、今回の内容
に関連して、
法規の試験で時間が足りない
とお悩みの方への情報です。
がんばれ
未来の一級建築士 ![]()
