- ak trilogy/AK
- ¥2,905
- Amazon.co.jp
1986年に柿原朱美としてデビューして20年以上、
柿原朱美が"AK"→"ak"となって来年で10年になる。
俺の隠し球なんだけど、すごさを俺のつたない文章では伝えきれないので
バイオグラフィーをオフィシャルサイトから抜粋(ちょっとだけ)。
http://www.toshiba-emi.co.jp/ak/index_j.htm
1986年ポリスターレコードよりデビュー。以降、シンガー・ソング・ライターとして
8枚のオリジナルのアルバムをリリースするのと同時に、
今井美樹、原田知世など他のシンガーにも数々の曲を提供。
1998年東芝EMIに移籍。
以降、シンガー、ソングライター、アレンジ、プログラミング、プロデュースという
サウンド・クリエイトはもとより、ミュージシャン・エンジニア・スタジオ選択、
バジェットコントロール、ジャケット制作に至るまでの全てを、欧米型プロデューサーとしての
ポジショニングでプロデュース。
1998年、ファーストアルバム 『yes』 ではミックス・エンジニアに
Roland Herrington (Swing OutSister)、プログラマーにPhil Chill(Mark Morrison)、
Guy Sigworth (Madonna) などを迎えて ロンドンにて制作。
続くセカンド・アルバム AK 1999 『dreamin'』 はLAレコーディングを行い、
ミックス・エンジニアにGerry “the Gov” Brown (Brandy)、
プログラマーにChris Bolden (En Vogue) を迎えた。
2001年、サード・アルバムAK 2001『LOVE』は、NYレコーディングを敢行。
ミックス・エンジニアに“シェイクスピア”(TLC, Destiny's Child)の相棒、
Kevin“KD”Davis (Destiny's Child, Ashanti)、プログラマーに
Demien Desandies (Carl Thomas) などの豪華な顔ぶれを迎えて
R&Bの聖地とも言われるChung King Studiosで制作を行った。
2002年、新作”No One Else”をNY&LAでレコーディング。
プログラマーにNate Smith(Michael Jackson)、ミックス・エンジニアに
Kevin “KD” Davis(Usher, Ashanti)を迎えたこの新曲を含むアルバム『AK Trilogy』は、
『yes』、『dreamin'』、『LOVE』の3枚のオリジナルアルバムからのベストセレクション。
プラス全米デビューシングル“Say That you Love Me” Francois K & Eric Kupperによるリミックスが、
NYのレジェンドDJ、Danny Krivitによってエディットされ、
ボーナストラックとして納められるなど、“AK”のアーティストとしての
集大成とも言えるアルバムが完成し、同年9月リリース。
同時に『ak Trilogy』に納められた新曲”No One Else”を、
It’s Yours/Jon Cutler feat. E-Manの大ヒットで知られる
NYの新進気鋭ハウス・プロデューサーJon Cutlerがリミックス。
グルーブ・コレクターズの”Brian Jackson”をフルートでフューチャーした
このリミックスは、2003年4月28日、NYのレーべルKING STREET SOUNDSから
セカンドシングルとして全米リリース。
『ak Trilogy』は日本だけでなく、中国、台湾、香港など、アジアの各国でもリリースされ、
台湾のアルバムチャートで1位となるなど各国のチャートを賑わせた。
ちなみに昨年12月27日のBody & Soul in Japan@ベルファーレでakの新曲
(春リリース予定)をダニー・クリビットがかけたんだって。
やべっ。長すぎた。
このバイオグラフィーをクラブミュージックに詳しい人が見たら、
「すげーじゃん」って思うんじゃないかな・・・
ということで、意外と知られていない海外で活躍する日本人の一人。
しかも全米デビューしてる。英語はネイティブ並み。独学。
プロデューサーとしても台湾トップアーティスト「Elva」や
小雪(女優)のおねーさん「弥生」のデビューアルバムで2曲の楽曲提供と
プロデュース(弥生の要望らしい)。このアルバムは「ak」が提供した2曲以外は
弥生が作ってるんだけど、レベルの違いがありすぎて弥生がかわいそうになった。
バイオグラフィーの人脈を見ても分かるとおり、
サウンドクリエイターとしての才能は一流であることは確かだ。
でもそういった立場になっても決して傲ることのない、
リスナーを大切にする気持ちはオフィシャルサイトの「Community」で
感じることが出来る。
akの魅力はサウンドクリエイトだけに留まらず歌詞にもある
内容は恋愛をテーマにしたものが多い。
洞察力が凄いのだろうか?深い。痛いところを突いてくる。故に共感を覚える。
歌詞の内容は女性からの視点で書かれたものだから、
男のお前が分かるわけないだろーって言われそうだけど・・・
「ak」として活動することになってから、その才能を開花させ日本以上に
他国で評価されることになったが、柿原朱美時代も忘れてはいけない。
そこに「ak」の原点があるのだから。
たぶん年内には新譜が届くかな。前作から随分あいたけど、
それだけ凄いものを届けてくれるって信じてる。
楽しみ