自由気ままな野良猫 -2ページ目

はっぴーばれんたいん!


こんばんは。
新選組一番組組長、沖田総司です。

僕たちのいる時代にはないものだけど、今日は ばれんたいん っていう日らしいね。
女の子が西洋のお菓子の力を借りて、好きな人に想いを伝えられる唯一の日だって
近藤さんが教えてくれたんだ。

君は、もう誰かに想いを告げたのかな。

まだ今日は、君から何ももらってないよね。

・・・あ、もしかして、僕が甘いもの苦手だと思って遠慮してるのかな?
まあ島田さんほどじゃないけど、僕も甘いもの食べられるから
問題ないんだけどなぁ。

それとも、なかなか気持ちを言葉にする勇気が出てこないだけ、とか?

別に、言葉にできないならそれでもいいよ。

そのときは、僕が言ってあげるから。


でも、口にしたいのにできなくて、思い悩んだ顔をしてる君を眺めてる時間も
僕は嫌いじゃないんだよなぁ。

ねえ、僕は期待してもいいのかな?

僕が今までどれだけ我慢してたか、わからないわけじゃないよね?


・・・・・君の笑顔を、僕だけのものにし「おお、ここにいたのか総司!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・近藤さん?
どうかしたんですか?

「ん?ああいや、実はな。
今日、ここの主から文を預かっていたのをすっかり忘れていてな。」

ここの?
ああ、ここ数か月以上全く音沙汰のなかった駄目主ですか。

「まあ、彼女の管理能力の低さを否定することはできんが・・・。」
「あいつを擁護する必要なんてねぇよ近藤さん。」

うわ、土方さんまできたんですか。部屋で大人しく仕事してればいいのに

「・・・・おい、完全に聞こえてるぞ総司。」

幻聴じゃないですか?

「まあまあ二人とも、じゃれあっているところ悪いんだが
そろそろ本題にうつらせてもらえるかな。」

「じゃ・・!
・・・・・・んで、近藤さん。あいつからどんな文を預かってきたんだ?」
「ああ、これなんだがな。」
「んだこりゃ。走り書きにしては汚すぎるだろ。」
「いや・・これは、紙に書く時間もないと言うので俺が代筆を・・・」

・・・土方さん。
今、近藤さんの達筆な字に何て言いました?
僕の聞き間違いでなければきたn

「い、いや!!俺はてっきりあいつの字かと・・断じて近藤さんを批判するつもりは
なくてだな・・!」

「ああわかってるさ。俺自身、汚いと思ったほどだ。
とりあえず、これを読み上げねばならんのだが・・・・生憎、俺はこれから出かける用事が
入っていてな。」
「ったく、多忙な近藤さんをつかまえて用事押し付けるたぁ・・あいつ、今度会ったら
ただじゃおかねえ。」

そのときは僕も呼んでくださいね、土方さん。

「と、いうわけで総司。
これを頼まれてくれないか?」

僕が、ですか?
・・・・まあ近藤さんの頼みなら聞きますけどね。

「そうかそうか!引き受けてくれるか!
すまんな総司、今度必ず埋め合わせはするからよろしく頼む!」


わかりました。

「では行ってくる!」
「おお、気ぃつけてくれよな近藤さん。」

行ってらっしゃい近藤さん。

「んじゃ俺も部屋に戻るから、あとは任せたぞ総司。」

はいはい。


・・・僕もそろそろ巡察の時間だし、さっさと文を読んで帰ろうかな。

『皆さんへ

ハッピーバレンタイン!

ずいぶんとご無沙汰で本当に申し訳ありません。
そろそろ再開を・・と思っていたのですが、また仕事が忙しい時期に突入してしまい
断念・・・。
出没率が低すぎて、多分もう誰も私の帰りを待っていない、むしろ覚えていない
んだろうなと思いつつ、、、またきっと戻ってくるのでそのときはどうか
よろしくお願いいたします・・!!m(__)m

とりあえず、久しぶりにこういう記事を書いてみましたが・・・最近めっきり彼らと
交流がなくなってしまったので、口調がおかしなことに・・。
時間ができたら、リハビリしつつまた以前のメッセージ企画など再開して
いけたらいいなと思ってます。
が、頑張ります!

ではでは、今年の冬は非常に寒いですが皆さんどうかお身体ご自愛くださいませ。

                                              紅羽』


あの子のことなんて、覚えてる人のほうが稀だと思うんだけど。
むしろ奇跡に近いよね。
まあ、あの子はこう言ってるけど、あまり期待はしないほうがいいんじゃないかな。

それじゃ、またね。
今日は久しぶりに君に逢えて楽しかったよ。

結局、明確な言葉を交わすことはできなかったけど・・・

それでよかったのかもしれないね。

少しだけ、ほっとしてる僕がいるんだ。
君を僕のものにしたい気持ちもあるけど、君には幸せになってほしいから。

・・・・・・なんてね。