なぜか1年おきに「会おうよ」と言ってくる人がいる。
その人とは大学時代に知り合ってからかなり親しくしていた。一時は異性としてとても愛しかった
だけどプロポーズされたときに結婚したいと思えなかった。
全然ッと言ったら嘘だけど。世間的な適齢期を意識しなかったらやっぱり全然が正しいかもしれない。
そして、彼は別の人と結婚したんだけどそのときはもうあたしが負け犬&婚活世代に突入しすぎていて
「やっぱ逃した魚はでっかかったかあ」と後悔してみたりもした。
しかし、昨夜会ってやっぱりあたしの決断は正しかったああああっと声を大にして言いたくなった。
会いながら、「あれあれあれ??」が頭の中と身体中を駆け巡りすぎてとても居たたまれなくなって
早々にさようならをしてしまった。
彼ももしかしたらそう思っていたかもしれない。
彼は昔と変っていない気がした。うーん、なんとなくもっと守りに入って柔らかくなっているような硬くなっているような気がしないでもないけどそれは会ってない時間が長くてあたしが忘れているだけかもしれないし。
でも、私は考え方や生き方がまるで変ってきている。というより自分の本質に近づいている感じ。
違和感がこんなにはっきり出てきたことは彼との間では今までなかった気がする。
きっと昔の私はこんな日が来ることを予感していたんだ。
結婚はお互いの向かっている方向がずれたらどうするのだろう。みんなどうしているのだろう。
私は、それが怖くて躊躇してしまう・・・