カラオケ喫茶で渡哲也氏や石原裕次郎氏の唄を歌うと、その曲がテーマソングになっている、日活映画のフィルムが画面に現れます。
驚くのはそのフィルムの『枠』の広さ。
ロングショットで写っているエキストラの数が半端なく大勢。
顔のアップの映像もテレビドラマほど『ドアップ』では無い、将に『映画的フレーム』
歌うのは二の次で見入ってしまいます。
今の日本映画に無いのが、この『映画的フレーム』
テレビドラマのような画角がスクリーンに投影されても『映画的な魅力』が無い。
これは一にも二にも監督の責任で、昭和の時代の映画をかなり観ないと
『自分なりの』フレームを造れません。
仕事より先に勉強が必要です。