フィルムには大きく分けてネガフィルムとリバーサルフィルムの2種類があります。
このふたつは全く違うフィルム。
どちらもそれぞれの良さがありますので、どちらがいいということはありません。
用途に応じて使い分けるといいでしょう。
■ネガフィルム
使い捨てカメラの代名詞「写るんです」など広く一般的に使われているフィルム。
現像すると茶色い透明なフィルムに、反転された画像が映し出されるので、そのままでは鑑賞できません。
そのため写真屋さんでは必ずプリントしてくれます。
これがいわゆる「同時プリント」と言われます。
■リバーサルフィルム
上記のネガフィルムに対してポジフィルムとも言われます。
ネガフィルムとは違い、このフィルムで撮ると撮った時の色がそのままフィルムに反映されています。
そのため、とった後は現像だけで終わることもあります。
よく映写機(プロジェクター)で見たり、本などの印刷用のフィルムとして使われることが多いです。
印刷用ということもあってプロカメラマンの撮影用フィルムとして使われています。
また、プリント時の再現性がネガフィルムよりも優れていることからアマチュアの人でも写真の作品作りによく使われています。
これだ!という物だけプリントできる。
次回はそれぞれの特徴についてまとめてみます。