杏さんの言われること、少し分かります。

我が家は、色についてはあまりありませんでした。
たぶん、色は国によっても考え方が違うからだと思います。

但し、我が家では母が「しみちょろ」という言葉を使い続けて、それが私の中でずっとひっかかってます。多分、既に死語になって久しいのだろうと思います(母の世代ですら母くらいしか言わないと本人が言ってました)、母自身は祖母からそう言われて躾けられたのだと言います。

しみちょろというのは、「シミーズがちょろっと出ているのがみっともない」の略らしいです。シミーズというのも死語ですよね。たぶん、キャミソールやスリップやペチコートの総称だと思います。

昔はスカートの裾から少しでも下着、肌着が見えているのははしたないということだったらしいです。下着ももともとはロング丈用、膝丈用と長さに別があって、外に着るものに合わせた長さのものを「ちゃんと持っている」ことが重要だったらしいです。そして、長さがあってないもので、裾からちらと覗いてしまうことは「長さにあった下着を揃えられなかった」という恥の一種だったというのです。

とにかく、母の中で、それは絶対にしてはいけないこと、それをするのは恥ずかしいことらしいので、今のゴスロリファッションは許せないらしいです。

なんでも、もともとは着物の長じゅばんと外の着物の袖の長さがあってるあってないというところからきているらしいですよ。うちが貧しいと外に向かって評伝しているようなものだから恥だ、そういうことらしいです。貧富の差による差別はいけないと言っておきながら、その口で、まったくねえ…。しかも、今の世の中では、彼女のいう「しみちょろ」が流行っているというのにね。ゴスロリじゃなくても、裾から少し出ているデザインのものや、胸や肩からはキャミの一部が見えるデザインが流行っているのに。

それから、柄ものでは、ヒョウ柄などが駄目なことは勿論でしたが、我が家では、花柄も忌避されていたような気がします。

無地でシンプルなものが一番良い、柄による流行遅れという意味で古くならない、そういう思想ですね。

多分、どれが流行でどれが流行遅れなのか、それについて考える時間が惜しいのだと思います。
だから、無難に無地が一番ということになるのだろうと私は思ってます。

そう言えば、赤毛のアンの中に、これと同じような話、出て来ましたね。
最初にアン引き取られることが決まって、はじめてアン専用として誂えてもらった(マリラが縫った)服が、無地でシンプルで動きやすい、それだけが主眼に作られていたって。

アンの「膨らんだ袖」に憧れる感情ではないですが、私も一度、ゴスロリぽい服を着てみたいです。
まずは、お知らせ。個人特定が出来ない方がいいという意識レベルを、私とセイラさんの間でも同じくらいに基準を揃えておいた方がいいと思い、昨日の記事「はじめに」と「最初の対談」の内容を本当に微小ですが変更しました。(あの記事を最初にアップしたの、ほんの数時間前ですが…)

気を使えるだけ使っておくに越したことはないですよね。

さて、セイラさんと手分けして、アメブロのプロフィールなぞを書いていたら、ネタのもとがあったので、今日の私はそれで書いてみることにしますたー。

私こと、杏は、多分、青が好きです。青ならロイヤルブルーから薄い空色まで何でも結構好きです。
日本人だから…?(^^;; 国民色とまで言われてるし。w
無難すぎる?でも、目立ちたくもなかったのです。

しかし、実は実は、ピンクも凄い好きなのです。

ですが。ピンクを好きだって声に出して言えない、言っちゃうと自分に不利だと信じ込んでいた時代がありました。

色彩心理学的な話、あるいは社会統計論的な話にもなると思いますが、上にも書いた通り、日本人はとにかく好きな色は青って言っておけば、無難という風潮があると思います。青、または緑ですか?(人によってはねー、緑って言っただけで、環境団体を思い出すからどうのって言いだす人もいて、またややこしいんだけど。って、まさに内のお母さんなんだけど。。。)

更に、こればかりはお母さん問題を持ち出さなくても、小学校、中学時代からねー、さっぱりとした気質の女の子は「私、青が好き!」って言うもんだ、という風潮があったんです。男の人(ジェンダーb分類上)からすると、イメージしにくい話でしょうか。でも本当ですよ?女性(同じくジェンダー分類上)の方は、思い当たる節がる人もいるのでは?

ピンクっていうと、即「可愛い」というイメージと結びついて、「私、ピンクが好き」とは、言いにくい状況があったんです。特に、私の周囲で、私の友達でいてくれるような人は、おしなべてそういう主張の人たちが多かったので。

更に大きくなってくると、それを自分の周囲だけでなく、もっと広範囲から感じるようになりましたね。…私が勝手にそう思い込んでいただけかもしれないけれど。

いや!でも、多分、あります、そういうの。(この風潮、今は少し変化していて、ちょっと前の話ですけどねー。)

キャリア志向の女性は、クールで男の人と方を並べていくイメージでいないといけないから。
そんなイメージ先行型(それこそ、ステロタイプなんだけどー)で、なんとなく、そういう空気が流れていた時代がありました。(まあ、私はキャリア組からは早くから脱落してしまいましたが。。。)

青、または緑が好きと言っておくのが、キャリア志向と≒で語られていた時代。

逆に黒が好きっていうのも、言いにくかったですねえ、考えてみれば。
黒はねー、そうだなー、建築系の人がとにかく好きな色だから。
そういうイメージというか、傾向も確かにありますよねえ?
授業で、設備設計図のプレゼンの時、バリバリ建築科志望の人が、黒い用紙に白インクで(!)線を引いて提出してたのを、今でも鮮明に覚えてます。

黒は、建築系か…、さもなくば、そうだな、これはお母さんの話に戻って、、、、その、こういうことを言うこと自体、本当はフェミニズムの本質に外れているとは思うんだけど、あの人は家だと言うんですよね。。。。「黒は、水商売のイメージがあるから」って。それだから下品だ、までは言いませんが(いや、言ったことあるような気もする…。今は黒の下着って、ごくごく普通だけど、ちょっと前までは本当に社会全体の通念として「黒い下着は水商売の人が着るもの」って』言ってた時代があったらしいですから)

そうですねー。アメーバの質問項目に「好きな色は?」っていうのがあっただけで、かなり語れますねえ。

色というテーマひとつとっても、本当に書くことって、いっぱいあります。。。。

好きな色を好きって言えることは重要なんですよね、案外。そして、む、難しい!

最近、世の中の風潮自体が、少し楽、私が呼吸しやすい空気になって来ましたね。花柄きてるし、ピンクもきてるし。ゴージャス&デコラティブなデザインが市民権得はじめているし。

あー、中学時代とか、ちょう辛かったー。シンプル&ナチュラル流行りだったから。あのさ、私が家庭科の巾着袋縫うときに使う布、ちょっとピンク地に薔薇の花柄(今、思うと全然派手でも何でもない!)にしようとしたら、周囲の友達から「信じられない!」「趣味悪過ぎ」って、総スカンくらったしー。今考えると酷いよー!>中学時代の友達<そして、最近、会ったら、サクッと認めてたよ。言い過ぎだったって。あーあ。もう…あの拘りようは異様だったのにさー。思春期だねえ。。。。

逆に、そうね。去年の秋冬きてた色。紫。パープル。。。。これも一時は、やや水商売の色系っていう風に言われたりしたのに。そして、オジさん(敢えてこう書く)の中には、今でもそんな感じで、うけとってるらしき人、いっぱいいるのに。あー、そういう人は、ヒョウ柄もゼブラ柄も駄目だねー。そこは、もう類型化できると思う!

さて、パープル。これがねえ、困ったことに「フェミニズムの人は紫がテーマカラーよ!」って言うんですよねー。映画「カラーパープル」が公開されて以降、それがシンボルになったって言うんですが…。そして、お母さん、あれの公開年くらいからいきなり紫好きだって言いだしててし。それまでは「元気になれる色として黄色が好きなのよ!」とか何とか言ってたくせに(なんか…もういいよーって感じですが。)

でも、そこで紫を好きと言えなくなっちゃう、私の気持ち。

いや、実は、好きなんだけどね、紫は。もともと。
でも、やれ水商売系(私はもともとそんな感覚ないのに!)だのと言われた挙句、フェミニズムのシンボルカラーだって旗印にされちゃうと、もうそう言われたからこそ、「私」が紫を好きだって言えなくなってしまいますよー。


本当はね…私はこう思ってるんです。↓

色は、どんな色でも、本当は美しいのです。
白も、無色という存在も全て。

そして、付言するなら、柄や配色にも「汚い」というものはあまりないのです。(柄であって、具象物プリントのことではないですよ。。。。ありますからね、言葉にしたくないモノをプリントしてある布って。)

そこに、個人の好みというものが存在するだけで。
そして、その好みには、個人の置かれている状況や、その時の社会通念が大きく影響するのです。
以上、超、当たり前のことを書いてみました。だから何?だからどう?って感じですが。
まあ、私も、縛られてるなあ、と。

あー、大声で言っとこうっと。
紫、好き!ピンク好き!!ヒョウ柄もゼブラ柄も、薔薇柄も、水玉も好き!!!
そして、やっぱり原点回帰で、青も当然好き!!!!
対談『出会い』(杏とセイラ)
※これは、杏(仮名)とセイラ(仮名)の最初の出会いについて語ったチャット会のログです。由来は、夢見る少女の定番『赤毛のアン』のアンと『小公女』のセイラですよ、勿論。

そして、ここでは、フェミニズムと女性向け恋愛シミュレーションゲーム(通称:乙女ゲー)という一見相反するテーマを取り上げてもいます。

や、本当は、反しないんだけど!読んで貰えれば分かるけど!でも、ステロタイプな議論だと、対立概念みたく言われるし、私たちも不思議がられてきたしー。(杏)
でも、恋愛シミュレーションを好きな女性の中では異分子であることは間違いなかったですよね。身を細くしてましたよね。(セイラ)

杏 「改めて言われると、私たちの『出会い』っていつだろうねー?」
セイラ 「顔を見知っていたのは、それこそずいぶん前からなのではないでしょうか」
杏 「あのゲーム、が息が長いからねー。アニメ放送もして超盛り上がったじゃないですか?それについてはお互い話すと長いというか、その前からゲームやってたわけだし…でも、あの盛り上がりの頃に最初のオフ会でちらっと会ってて、それからまただいぶ経ってるし」
セイラ 「その前のジャンルも被っていたことを考えると、お互いを個として認識はしていまま、すれ違っていたかもしれませんよね」
杏 「私、前ジャンは、そんなに同人を買いまくったり、イベントにしょっちゅういったりするほど活動してなかったけどね」
セイラ 「会ってたかもしれないし、会ってなかったかもしれない」
杏 「それに、好きキャラがほんっとに違うしねー」
セイラ 「そうですよね。まるで、好みが違う。本来だったら、こうして同じ紙面で書いたり、同席していることの方が奇跡ですよね」
杏 「奇跡って…ww。でも、とにかく、お互いに、あ、この人、ひょっとしてという『匂い』のようなものを感じていたよね」
セイラ 「お互い、ネット上やオフ会での会話の中で、『あ…』って思うことがあったんですよね」
杏 「フェミニストって言葉がちゃんとした意味で使われていたり」
セイラ 「私が覚えているのは、セイラさんがあるキャラの台詞をもし英訳したらって話の時に異なる性別という言い方に"gender"って使ってたので、あ、この人は、少なくとも性別に"gender"って使う人なんだなって。単に帰国子女で普通に使ってるだけかもとも思ったけど」
杏 「両方アタリです。帰国子女ですし。でも、向こうで性別という言葉に即"gender"かというとそうでもないのですよ」
セイラ 「あとは、オフ会で私が『親がフェミニストだから』と、どっちでもとれるように、つまりまあ大半の人がお父さんが女の人に優しい人なんだねー的意味でさらっと流してたところ(実はそんなことすら思ってなかったかもねー)、セイラさんだけがピクッて反応して『あ、なんかこの人、分かってるな』って思ったことありましたよー。」
杏 「勿論、それだけが決定打にはならないのですが、積み重ねかな。
セイラ 「乙女ゲーの世界の中では、珍しい出会いでしたし」
セイラ 「オフ会と言えば、杏さんが某一番古い乙女ゲーのあるキャラが、私たちプレイヤーを呼ぶときに『お嬢ちゃん』呼びするのがなーって、ポツリとおっしゃってたこととか印象に残ってます。あの年代(1991年)だからアリだった(許された)けど、今の時代はあの会社さんも無理だろうなー、と付け足していらっしゃいましたよね。あの意味が分かった人も何人いたことやら」
杏 「あ、私、言ってました…ヤバ…。キャラクター否定は言わないようにしてたのになー。そのキャラのファンの人には、どんな形でも辛いものだから。怖。気を付けないと。」
セイラ 「ここで、言うなら平気だと思います。2chヲチされても、ちゃんと読めって言えますし」
杏 「読まないのが、一番だってば!>2」
セイラ 「そう悟れたら、いいですけど、私はまだそこまでは。それに有用情報も落ちてますし。<2」
杏 「ああ、そうだねえ。私はいつもセイラさんから貰ってるからなー。ありがとうございます(ぺこり)」
セイラ 「いえいえ」
杏 「で、いつだっけか。同じイベントに行った帰り?示し合わせたわけでもなく、でも互いにいるかもしれないなと思ってはいた時。あの帰りの電車の中でー」
セイラ 「そう、私から杏さんへ『私、フェミニストの娘なんです』って告白しましたね」
杏 「ちょっと衝撃だったなー。私も当然、薄々感じていて、言おうかどうか迷っていたけれど、けれどそれは言わない関係の方がいいのかなという判断をしかけていたところだし。ネット上の付き合いだと特に。そして、確信までは至ってなかったし」
セイラ 「私も、あの言い方をして通じなかったり、スルーされたりしたら、私も止めようと思ってました。なかったことにしようと」
杏 「私は一瞬どう言うか、超迷ったけど、もう顔に出ちゃってるからなと思ったし、腹のくくりようだとも思ったね。だから『うん、私も』って答えた」
セイラ「それから、ですね」
杏 「そうだね、それからだね。セイラさんが2駅先で降りるまでのほんの数分間、すっごい深い話したよねー」
セイラ 「ええ。でも、その後は、あまり。オフ会でも絡みませんでしたし」
杏 「だって、やはりこういうことは言うことじゃないと思ってましたし。傷を舐めあってもねー。ってお互いねー(T_T)」
セイラ 「『ルサンチマンの表出』そのままですしね。お互いに聞けば嫌な気持ちになるって分かっていたから」
杏 「でたー、ルサンチマン。お母さんの大好きな言葉!」
セイラ 「杏さんの家でも、やっぱりそうですか?まあ、そうですよね。ルサンチマン、そういうものがある人がフェミニストって自分で名乗るわけですし」
杏 「そして、それ以上、つきつめるとお互いに身バレするという危機感もあったし」
セイラ 「そうですよね、身バレ。フェミニズムをやってる母親がいるというだけで、もう非常に狭い世界、限定できる世界になってきますし」
杏 「そこは、セイラさんは、わきまえてるなーって思ったよ。そこはお互いに価値観一致したっていうのがより好感度UP!だったし」
セイラ 「でも、キャラの好みは違いますけどれどね」
杏 「そう、だから、その後、私たちがオフ会で絡むことも、なかったしねー。あえて避けてたわけではないけれど」
セイラ 「私たちをオフ会で知っている方たちが見たら、意外な図ですよね、このツーショット」
杏 「じゃ、なんで、こんなブログを始めようとおもったかというと、やはりきっかけがあって」
セイラ「そうですね。それも、とあるオフ会のことでしたね。私も、あの瞬間は珍しく一瞬熱くなった気がしますし」
杏 「セイラさん、あの時、熱くなってとなってたの?あの時、そんな感情の波があるようには全然見えなかった」
セイラ 「それは…私、表情が読みにくいって言われますし。そして、私の方は、あのブログの存在知ってたこともあったので。知っているからこそ言えなかった」
杏 「私は知らなかったし、未だに読む勇気でないんだけどね、そのブログ。あ、読者説明的になりますが、とあるオフ会(もう分かってる方は分かってると思いますがとある乙女ゲーのオフ会です)でのことです」
セイラ 「こんな書き方すると、その乙女ゲーオフ会参加の方を私たちが批判しているように聞こえませんか?」
杏 「ああ、そうだね、上でもちょっとそう取られてもおかしくない書き方しちゃったしなあ」
セイラ 「とにかく、私たちにはその乙女ゲーのジャンル及びそれを好きな方を批判する気はありません」
杏 「そう、そのオフ会でのことっていうのも批判でも苦情でも本当にないんですは、情報をその場にいた人が教えてくれったってだけの話なのです」
セイラ 「そう、そのオフ会で、今旬で、ちょっと有名な経済評論家の女性の話が出て、更に、その長女の方がブログを持っていて(但し、それが本当にその経済評論家の方の長女さんのものなのかどうかは不明)、その御家庭の内部暴露の話がしてあるってことになって」
杏 「例がいっぱいあがって…。いたたまれなかったよー、私、あの瞬間…」
杏 「あ、再度繰り返しますが、そのオフ会にいた人のことも、その、とある著名人の長女さんだと言われている人のことや、そのブログのことを攻撃しているわけでは本当にないんです!そこは本当に間違いなく!」
セイラ 「また、オフ会会場でも、私たちは何かを言ったわけではないです。その話の時に、私と杏さんは発言を一切していません。二人で『ああ』と目でアイコンタクトをとっただけです。オフ会参加者の人には多分気付かれてないと思いますし、その時気付いた人がいても一瞬違和感を感じて、そして忘れていると思います」
杏 「これだけ言っても、読んでなくて攻撃してくる人はしてくんだろうなー。長文、目が流れるとか言って読んでなくて、その上で更にー」
セイラ 「そうですね。私としては、目が流れる=長文で注意を書くほうが悪いという人の存在が信じられないですが、いることは事実です。念のために、この文書が公開最初から改変されていないことということが後から証明できるような措置をとっておいた方がいいかも知れません」
杏 「内容証明みたいな…?」
セイラ 「そうです。内容証明は、お金がかかりすぎですから…やります?念のために?でも、やるとしても、1枚に収まるようにしないといけないですよね。1枚に収めてもそうですね、少し値段はするようです」
杏 「でも、もしもの用心のために、やっておくかー」
セイラ 「そうですね。やってもいいです。料金は折半で」
セイラ 「で、話は戻りますが、そのブログは、お母さんが元気に外で頑張ってる分、やはり家庭には手が回らなくて、19歳の娘さんが3歳年下の妹さんの世話をしてる話とか、お母さんが取材をかねてチベットの奥地に出向かれた折に娘さんに時差も考えず『私は、今、アフリカの××まで出向き、そこより無事に少し都心部まで戻ってまいりました!』ってハイテンションで電話かけてきた話とか」
杏 「…そんなの、当たり前じゃん。ごく普通のことじゃん…私たち的には…」
セイラ 「ええ、本当にその通りですよね。日常です。普通です。…オフ会では、偉いよねえ、あの娘さん、って、そういう話の流れでしたね…」
杏 「兄弟の世話をするというのは、私たちのような事例じゃなくても他に普通にいるかもしれないけれど」
セイラ 「ええ。でも、あの方の娘さんの場合は、まさにそうだと思うのです。多分、私たちと同じ意味でしょうね」
杏 「でもさ、その後の話は…あのさ、もう、笑えるくらい、ああいう人たちって同じ行動すんのね!」
セイラ 「それも、ある意味、日常ですよね。時差を無視した電話というのが非常識だ非常識だとおっしゃってた、その意味が分かりませんでした」
杏 「それは、セイラさんの御家庭の属性のせいもあるかも。さっき、帰国子女だって聞いちゃったし。ということは、必然…って思えるし。でも、それを言われたく…ないよねえ、そこは本筋じゃないコメントか」
セイラ 「その通りですね、言われると『あなたの逃げ口はそこですか』って必ず聞き返したくなります。帰国であることよりも、私が重要視したいのはそこじゃない!って。さて、でも身バレはこれ以上はやめておきますか」
杏 「うわ、さっきも出たけど、直接私が標的になると、キッツイなあ。・・・えーと、ごめん、半分分かってて行った。そして、まあ、実は、私は身バレは、そんなに気にしてないんだけど」
セイラ 「私は、少し気になりますね」
杏 「まあ、だから、私は私のスタンスで話を続けるとして。私の場合はアジアのとあるとても国家予算的に貧しい国からだったな。あの当時は携帯なんてないから当然家電話だけど、妙にはしゃいだ感じで『あのねー!杏(勿論、ここには実名が入ります)!こっちだとね、ちょっと太った女の人の方がモテるのー!奥さんが太っていることがステイタスなんだって!それだけ自分がちゃんと食べさせてる証拠だっていう話なのよ!だから、私なんて大モテ!』だってさ…。」
杏 「もう、なんか分からないよね。普段は、私に対して木で鼻をくくったような対応?それそものので優しさの欠片もないのに、ああいうときだけ何で…?って、今だから言えるけれど、その当時は逆にそれすら疑問じゃなかったなー。っていうか、その○○さんの長女さんの話を聞く、その瞬間まで。飼い慣らされてるな、我ながらって思うけど」
セイラ 「うちも、ほぼ同じ状況ですね。外ヅラが良いのですよ、基本的に。…私、今、杏さんにあの時、京浜東北線の中で告白しといて本当に良かったって思ってます」
杏 「あ、そう言ってくれると、私、嬉しいよ、それに私こそそう思ってるんだってば。私ね、前にね『あなたと同じように共働き家庭で育った人ので気が会うと思うの』って言われてある人(私と同年代の女性)に引きあわされたことがあるんだけど、その時も、もうなんていうかね…。話が合わないどころの騒ぎじゃなかった。向こうさんは、それでもなんか幸せそうなんだよね。状況の悲惨さが違うっていうか。いや、悲惨とも本人は思ってないんだけどさ。でも、そういう人たちと比べるとさ。まあ、その時お会いした方も、その人が無茶苦茶大人でそれを外に出さないだけかもしれないんだけど」
杏 「あの会食のとき、一番腹立ったのは、自分がそういう悲惨?(あー、この言葉使い続けるのも、ホント、どうかなーってかんじだけど)な状況にあるってことより、母親が『私、そんなこと言ったことないでしょ!』って言い続けたことかなー」
セイラ 「あ、なんか、その先、予想出来ます。あとはあとは「貴女、何を一人だけそんな突っ走ってるの。先方に失礼じゃないの!』って、叱られるのでしょ。旗色が悪くなると、そうなりますよね」
杏 「うわ!なんで分かるの!っていうか、やっぱり、セイラさんのとこでも、そうなんだー。ホント、同じなんだねえ、ひとくくりにするのは良くないって言われるけど、でもフェミニストの母親って人種、やっぱりいるよねえ」
セイラ 「いますね確かに。<そういう人種 私は、類型化も一般化も、してしまって悪くないと思いますが」
杏 「私さ、最近、私が小さかった時代にボイスレコーダーが欲しかったなーって凄く思うんだよね。勿論、言質とるのは良くないって教え込まれてはいたけれど、あの人種はやっぱり言質とっておかないと、って今になってすごく思うし。テープレコーダーはあったけれど、あんな大きさのものを常に横に携帯しているわけにいかないし。」
セイラ 「今、ボイスレコーダーのある時代でもそれは、無理に近いのでは?言質をとるのは何事って必ず言われるだろうし「セイラ(勿論、実名が入ります)、そのボイスなんとか(←多分、覚えられずそう言うと予想)を止めなさい」って必ず言われると思います」
セイラ 「そういう家庭内トラブル、今の状況ですと家庭内暴力と言っても過言ではないとは思いますが、そういうものの記録には、日記という手段が有効で裁判資料にもなるとは聞きますが…でも、実は私は日記をつけていたのですが、それも盗み見られるので、途中で止めざるをえなかった」
杏 「ねえ、私たち、ひょっとしたら、児童相談所に駆け込んだ方が良かったのかな?実際、殴られもいっぱいしたしね」
セイラ 「いえ、無理でしょう。あの時代で、児童相談所の人が問題を問題として認識できたとは到底思えません」
杏 「そうなんだよねー。あの時代。うん、一般的にも体罰とかはそう珍しくない時代だったものねえ。家庭ごとに躾け方が違うっていうのが世論の時代。でもねー、体罰って言葉、これも、言うと、凄い怒るんだけどね、お母さん。やってたくせに、人さまの前では「やってない」って言えって。そういうことを言って、親の立場を悪くしてどうする、って」
セイラ 「ほんと、さまざまな意味で、彼女たち=母たちに都合がいいですよね、都合がいいように彼女たちは言うし、世の中もそういう問題は出来るだけ触れたくないっていうスタンス。今の時代でも、基本は御家庭内の教育方針によるからって指針でですよ。児童相談所」
杏 「辛いよねえ。そして、本当に、あの人たち、勝手というか自分の都合だけでものを言うよねー。『親の立場を悪くしてどうする』って言う癖に、私には我慢を強いるんだよね。私が世間的にちょっと辛い目にあって」
杏 「あー、えーと、軽く流すけど、私、パワハラで一度仕事辞めてるんだー、お母さんはそのパワハラって言葉使うのも止めろって言うけどー。もう、訳分かりません!)それを物凄い勇気をもって、それもコトがもう進退窮まってから、親に告白してみると『それを言ってどうするっていうの、貴女は。それを主張したところで貴女が今後の立場を悪くするだけでしょ』って言うし。それで、私が『いや、だから言わないし、パワハラ裁判とかも考えてないし、その…』って言うと、それまで私の愚痴的なものは居眠りまでして(!)ほとんど聞いてなかった癖に『そうです、それが賢いやり方です』って、ソコだけお母さん大きな声にいきなりなって同意するし」
セイラ 「それは…。分かります。というか、私も今、現在、その状況です。…本当に、親に言えませんよね。怖くて。世界で一番言えない人です。けれど、それを聞いた他の人は多分、気軽に『そうなる前に、親御さんに相談すれば良かったのに』って言いますよね。…精神科のお医者さんですらそうですから。言えるわけがないのに。…でも、その状況は本当に理解されませんね」
セイラ 「それに、杏さん…居眠りしてたとか書かない方が…いや、その状況滅茶苦茶分かりますけれど、世間一般は私たちの母のような人は厳格で居眠りなんてしないようなイメージですから、そのイメージギャップにのみ耳目が集められてしまいます。実際は凄いしますけれど。だらしないですけれど!そして、杏さんの言葉で言う世間さまは、その『居眠り』って言葉に、逃げ口を見出して『あはは、じゃあ、本当に、聞いてなかったんじゃ?』とか何とか、そこに突っ込みいれて来ますよ。いらぬ突っ込み。たぶん、私たちが一番イラっとくる突っ込み。シリアスな話をしているときは隙を与えない方がいいです」
杏 「んー、半分、わざとなんですー。世間さまにも逃げ口必要だからと、私はそこは悟ってるからー。あー、ごめんね、ちょっと止めようか。それこそ辛いよね、お互い」
セイラ 「ああ、そうですね。杏さんに賛成です」
杏 「うん。この空気感が本当に…。セイラさんって、本当に本当にそういう状況にあるんだなあって思います。」
セイラ 「ここで、実際、お互い悩みの実例を聞きあったりしないところが、杏さんもこれを超えてきた人なんだなって思います。それに私、少し我を出しすぎました。杏さんの方がやはり、大人です」
杏 「いや、私の方が大人とか、そんなことは絶対にないってば。それにセイラさん、そこで『我を出しすぎました』って言っちゃう辺り、本当に…(鏡見てるようで、ホロリ)…。やっぱり、私たちそういう風に”飼い慣らされて”る…。母親に、そういう風に。もう、三つ子の魂百までって、これ以上当てはまる場面あんのか!?くらいの勢いで」
杏 「えーと、でも、というわけで、話を修正して。あー、もう、そうなんだよねー、考えてみれば本当におかしいんだよね。私には『早く自立をしなさい』ってあれだけ求めるくせにさー。なんていうか、そうやって幼少期酷いことをされておきながら、ちょっと私が大きくなってくると、あっちが勝手に寄ってくるというか」
セイラ 「自立を求める人は自分が自立出来ていないんですよ。私は生まれた瞬間からあの人に寄生されている側なんです。精神的にも物理的にも私も大人になるまで、母のその状況、分かりませんでしたが」
杏 「あー、もう、ホント、その通り!って、ここまで書いてきて何だけれど、今、ログを見返したら…これ以上書くと、ブログ本文に書くことに抵触しない?」
セイラ 「そうですね。では、まとめましょう。私たちは、そんな風に出会いと名付けるにはあまりきっかけがあったわけでなく出会い、そして本当にちょっとしたことからこのブログを始めることになりました」
杏 「そうまとめちゃうと、身も蓋もなくね?」
セイラ 「いや、いいんじゃないでしょうか。では、これで対談は終わりです。後は、ブログに、それぞれ、少しずつ書きためていきましょう」
杏 「ブログの内容は、私たちから見た、世の中への呟きです。特に、フェミニスト批判にも世の中批判にも偏るつもりはありません。重くなりすぎると読む人が辛くなるばかりだし」
セイラ 「そうです。上では、少し話すぎだと思っています。…と、宣言しておくことが重要ですよね。宣言文はプログラミングでも基本中の基本です」
杏 「宣言とか…w。それにしても、別の呟きシステムが超流行りの中、敢えて、ブログ~www」
セイラ 「いいえ、こういうことは流行終わりかけの方がいいんです。ゲームも、コンピュータシステムも使い尽くされてバグだで終わってから、最後の腐りかけくらいが一番美味しいんです」
杏 「腐りかけって、そういう時も使うのか…。私は腐って言葉見ると別のを思い出すよ。よ!システム担当!よろしくね!」
セイラ 「はい。その方面では私がやらせて頂きます。でも、その後に出た方面は私はとにかく」
杏 「『その方面』って表現がが多すぎて分かりづらいよー。って、言ってみただけ。分かってます。セイラさんは、コンピュータ関係が得意でBLは苦手…」
セイラ 「いえいえ、強いってほどでもありません。って、書き方が既に、そういう人に見えますよね。難しいです。それに杏さんの方がネット歴長くて経験色々積まれてますし。そして、後者については、苦手というか…楽しさが分からないので」
杏 「えー!それこそ『いえいえ、長いってほどでも』。って、はぁ、言葉づかいねー、ほんと気を使うよね。特に、あの母たちを持つ身としては(以下同文)。
杏 「そして、セイラさん、後者w(=BL)は見るのも嫌ってほどではないらしいけど、私も書き込みでは気を付けます。気を付けられる限り。ブログでは文字白黒反転とか、【BL発言注意】とか書きます」
セイラ 「そこまで、気を遣わなくても、私は大丈夫ですが、でも、そうですね、今の世の中、気を使っているというアピールをすること自体が重要というか」
杏 「うん。その辺りで、余計なトラブル避けたいしね。本筋を見失うし。あー、その枝葉末節に入り込んで本筋見失った不毛な議論、これまで何度体験してきたことか!」
セイラ 「その通りです。さすが、ネット歴が長いだけある」
杏 「いえいえ(←お約束。形式美として)。って、永久輪廻になるってば!」
セイラ 「はい。では、これで対談は了といたしましょう」
杏 「時間もちょうど良いようなので。ではでは、本当に、これから宜しくお願いします(ペコリ)」
セイラ 「こちらこそ、よろしくお願いします」
杏 「ではでは!」
セイラ 「はい。後は、ブログの方で」