この会社の一番の問題は、営業担当者がそれぞれ見積書を作っており、データが共有されていない事です。それほど資金がかけられませんので、中小企業では多いようですよ。
これを解決するには、10人ばらばらに作っていた見積書作成を1つの方法でまとめることです。
具体的には
・10人全ての営業担当者が、会社にあるサーバーと繋ぎます。
・営業担当者は自分のPCでサーバーの画面を呼び出して、操作することができます。
・自分のPC上で作業しているようですが、実際はサーバーを操作しています。
・見積書の数量などを変更すれば、サーバーのデータが変更されます。
・営業担当者Aさんの作った見積書を、Bさんが見ることができます。
見積条件、商品単価、見積書のフォーマットやロゴなどが変更されても、サーバー1カ所変えればいいだけです。これでこの会社の問題点が解決します。
こういうスタイルで見積書を作るとどんなメリットが生まれるでしょうか?
営業担当者のメリット
・他の営業担当者が出した見積書を参考にできる。
・1枚の見積書作成時間が短縮できる。
会社(管理側)のメリット
・営業担当者ごとに見積書の集計、分析ができ、営業担当者にフィードバックすることにより、営業成績の向上を図れる。
例 この営業担当者は毎月、どんなお客様に、何枚出しているのか?次回からは毎月、見積書を○○枚出すのを目標に頑張ろう!
大企業のようにたくさんの資金をかけずにサーバー・クライアントシステムが作れるのがfilemakerです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
