サントリー 響 書家 荻野丹雪氏 | 糸と布

糸と布

 野ばら手芸部

流れるよう 書が呼吸しているような

素晴らしく躍動的な 書 の 荻野丹雪氏

 


サントリーウイスキー 響 の あの有名な 書を書かれた方です

 

 


実は・・・ 頂いたときには まったく存じ上げなくって・・・

遠い昔 独身時代に 親友がマイパートナーとなる・・つまり 結婚することにしたの

その時に アートフラワーの工房にお勤めしていました

同僚で いっつも優しくしてくださった 少し年上の方が

荻野丹雪氏の奥様だったのです

本当に世間知らずで なんにも知らなかった私

結婚のお祝いに 私の名前を書いてくださった 

 


全然存じ上げなかった私ですが

頂いた 書 を拝見して

書のエネルギーと 書家のお心に魅了されました!!

** 共に咲く よろこび **

素敵なメッセージも添えて頂き

 


《秀<私の名前の一字>の下に パートナーの一字を書かれる予定だったのが

デザイン的に ご主人{荻野丹雪氏}が

ここで 止めておくことにしたらしいの 》っと奥様が

ご説明くださいました

 




かつては 転勤族でしたが どこに転居しても

大切に大切に その家の一番良い場所に 掛けさせていただいていました

だのに

最近 オリジナルの額を 割ってしまいまして

パートナーと額探して イケアで モダンな 箱型の大きな額買って来て

額装店で モーブパープルカラーのマット紙で装丁していただきました

お店の方も この 書 は只者ならぬ迫力がありますね・・


いきさつを聞いて頂いたら 他のスタッフの方々も 覗きこみに集まられて・・・


なんとも なんとも 素敵過ぎる 額に仕上げてくださいました!!

 


頂いてから数十年のうちに 私たちも 相当年季の入った夫婦になりました

書いてくださった思いが 更に

しみじみ 味わわせて頂く 古夫婦になりました

空間を 空けられた 意味も なんとなく 理解させて頂ける歳にもなりました

復興支援の 荻野丹雪氏 書 ↓


今では沢山の 荻野丹雪氏の 書に触れさせて頂いています
 



 
 
 


二人して こんなに遠くまで ゆっくりですが 歩いてこれました

共に 咲いた? 咲いたかな・・?

素晴らしい 書の力を 日々頂いています 
心から有難く 感謝の毎日です

 
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