今回、結弦くん成分はありません。すみません。(^^;


昨年、テニスの全米オープンで準優勝し
世界ランク4位(日本人最高位)まで躍進した
錦織圭選手。フィギュアスケートの傍ら
テニスも好きで試合もテレビ観戦してます。

圭くん、先のウィンブルドンは2回戦棄権、
全米オープンはまさかの初戦敗退に
がっかりされた方も多いのではと思います。
私もその一人でした。(^^;

そんな中、車いす部門男子シングルスで
国枝慎吾選手が2連覇。
年間グランドスラム達成しました。

年間グランドスラムとは、同一年内に
4大大会(全豪、全仏、全英、全米)を優勝
する事を云いますが、全英のみ車いす部門
は、ダブルスだけでシングルスはなく、
3大会をグランドスラムと言ってます。

国枝選手は、2007年、2009年、2010年、
2014年、2015年の年間グランドスラム
達成。史上最多の5回を誇ります。
勿論、世界ランク1位!
心からおめでとうと祝福を送ります。




国枝選手、おめでとうございます。\(^^)/



健常者の現世界ランク2位ロジャー・フェデラー選手(スイス)



このフェデラー選手が国枝選手について
語った有名エピソードがあります。
全盛期の2007年頃、記者から
年間グランドスラム達成はいつ頃か聞かれ、

グランドスラムは自分よりクニエダの方が
先だろう」
と予見。事実その通りに。

また、数年前日本人記者から、なぜ日本の
テニス界から世界的な選手が出てこないのか
との質問に

「何を言っているんだ君は?日本には
国枝慎吾がいるじゃないか!」

と言ったそうです。

男子シングルスで年間グランドスラムを
達成してるのは、1962年、1969年の2度
達成したロッド・レーバー(豪)以来、出て
来てません。

ジミー・コナーズ、ビョルン・ボルグ、ジョン・マッケンロー、

ステファン・エドバーク、ピートサ・ンプラス、ボリス-・ベッカー
アンドレ・アガシといった往年の名選手たちでさえ、成し得ませんでした。

4大大会のコートサーフェスは
全豪プレクッション、全仏クレー、全英グラス、全米ハードと全てが違い、同一年内に制するのは長く険しく厳しい
道のりなのです。

それがわかる現役のトップ選手だからこそ
車いすとはいえ、国枝選手の凄さを称えるのでしょう。
正しく一流は、一流を知る、語る、です。

海外では車いすだから、健常者だから、という
区別する意識が低いのではないでしょうか。

国枝選手は常に「挑戦」という気持ちで
いるそうです。高みを目指して。
結弦くんと共通するものを感じます。

今年からWOWOWでようやく、車いすテニス
の放送が始まりました。グランドスラム大会のみですが。

錦織選手、国枝選手、日本選手たちを応援します。


(画像は感謝しつつお借りしてます。)