こんばんは
今日は
本田真凜選手の2014-15シーズン
フリープログラム
『Madame Butterfly』
についてお話ししたいと思います。
☟動画コチラ
(お借りします)
後ろには大きなリボンもついています。
このお衣装、ジュニア…つまりこの年齢だからこそ着ることのできる衣装の1つかもしれません。
そのくらい"可愛い"です。
彼女のSNSでの私物を目にするときに多いピンクが適度に入っていて
上品なお衣装でもあります
さて。お衣装の話はさておき
蝶々夫人となると
日露戦争の頃…長崎で
起こった蝶々さんの悲恋
みたいなイメージがありますが
さすがにそのストーリーを全て表現するには難しいものがあります。
その経緯にはあれやこれや様々な事情がありますからね。
夫を待つ妻の切ない姿は
少し見える部分もありますが、全体的に
明るい曲調でプログラムが進んでいきます。
それが悪いということではなく
しっかりと真凜選手がシーズン中に理解し得るだろう内容。
それでもただ、"可愛い"だけでなく
美しいと思う瞬間も多々
とくに上半身のムーブメントは
同年代の他の選手と比べても
細部まで丁寧で大きく
さらには目立った華があります
このプログラムと共に
2014-15シーズンは
全日本ノービスA 準優勝
全日本ジュニア 4位
という素晴らしい結果を残しています
さらに
真凜選手はこのプログラムは世界へ…
プロフィギュアスケーターステファンランビエール氏によって招待され
彼のプロデュースによるアイスショー
スイスはジュネーブで公演された
『Ice Legends』へ出演
物怖じせずに楽しそうに滑る真凜ちゃん
大人になってからの演技も
今から楽しみです。
ちなみに2015-16シーズンはこの蝶々夫人をプログラムに取り入れる日本選手が…
まずは浅田真央選手。
Japan Openで初披露されたFS。
淡い紫色のお衣装で
さらに大人へと成長した
今の彼女にぴったりだと思います。
さらには永井優香選手のSPもそうです。
こちらは淡い紫色にピンクも入ったお衣装
同じ作品を違う選手で観る楽しみは
独特ですよね。
#またこの曲か、はフィギュアスケート観戦をしている中でありますが(去年のオペラ座の怪人、毎年のFeeling Good etc...)2人までなら大丈夫な気がします。FSとSPですし、これ以上増えなければ大丈夫‼︎笑
期待したいと思います
技術面について
この頃の真凜選手は
まだ身体も発達途中であり
まだお姫様の足(By 皇帝)の段階。
したがってジャンプは
軽さと正確なタイミングで飛んでいる
印象です。
今シーズンの方が脚の筋肉もしっかりとついて
より安定したジャンプを跳んでいるように思います。
これからの時期、体の成長に伴う
不調もあるとは思いますが
スケートセンスの塊である彼女なら
乗り切ってくれると信じています。
ただ、それが平昌オリンピックシーズンには当たりませぬように…
次戦はおそらく
全日本ジュニアフィギュアスケート選手権
となります。
彼女がどのように2つのプログラムを進化させてくるか
3Loの幅はどこまで伸びてしまうのか
3Fの軸は安定するか(いつもヒヤヒヤしてしまいます…)
スプリングソナタの最後のスピンは
フィニッシュに間に合うのか笑
楽しみです