歴史の中で徐々に枝分かれし、アーティスト(芸術家)だったり、デザイナーだったり、アルチザン(職人)だったりその職種やジャンルや表現によって細分化され続けてきました。
そして、2000年頃からコラボレーション(collaboration)という言葉が一般化し、畑の違う作家が合作や共作し作品制作することで更に面白い作品を生み出す行為が流行し
近年、
ファインアートとオタク文化の間にある深いクレバスを埋めるべく発表し世界を席巻されている現代美術家の村上隆さんの作品群や
へヴィーメタルxアイドルというコンセプトで坂本九以来の全世界的大ヒットで話題のBABYMETALのアルバム『METAL RESISTANCE』
等々
作家がジャンルを超えて…というかジャンルを「融合」させて、更には日本を飛び越えて世界的な成功を収める
…という時代。
と、前置き長くなりましたが
ご無沙汰しています。
寒河江です。
銀座 KH Gallery で開催中の「松井桂三 × コシノヒロコ 折り込まれた夢 ~ARTへの変容~」行ってきました。
日本を代表するグラフィックデザイナーである松井桂三先生は、
我が 大阪芸大短期大学部の教授でデザイン美術学科
の学科長。
松井先生の紹介はコチラ↓
http://osaka-geitan.jp/departments/designarts/pickup/matsui.html
米国アップル社からの依頼で今も受け継がれるMacのあの白いバッケージのベースデザインされたり、
政府広報の統一シンボルマーク制作を手がけられたり、
関西国際空港(株)のシンボルマークをデザインされたり…
また、世界中のデザインコンペで賞歴も多数、そして審査員も多数…
と、
正に次元の違うスーパーサイヤ人クラスのグラフィックデザイナーでアートディレクター。
コシノヒロコさんも言わずもがなの国際的にご活躍されている大御所ファッションデザイナー。
今回は松井先生が収縮率の違うガラスと陶を融合させた技術的にも大変困難な立体作品を出展され
コシノさんは大作の絵画作品を展示。
即ち
世界的グラフィックデザイナーと世界的ファッションデザイナーの二人が「ART」で競演!
という、
ジャンルも超え、 職種も超え、 表現も超え、
まさに全てを「融合」させるという先駆的で刺激にあふれた展覧会でありました。







対峙する様に展示されたコシノヒロコさんの大型絵画作品

こちらはパリ市からの依頼で松井先生がデザインされたポスター
松井先生の作品は陶とガラスの質感の違いが巧みに構成され、正に生まれる(産み出される)表現が見事。
作品の中のフィギュアを言ってもいいキャラクターもユーモラスで可愛らしくまた艶かしくとても魅力的です。
ヴィネットのような表現ですが、作りこみが良しとされるフィギュアやディオラマとは違い、陶の素朴なテクスチャーは、見る人の脳に想像力を促し、ストーリーを感じさせます。
松井先生、
刺激いただきました!
展覧会名:「松井桂三 × コシノヒロコ
折り込まれた夢 ~ARTへの変容~」
会 期 :2016年4月22日(金)~ 5月15日(日)会期中無休
会 場 :KH ギャラリー銀座
東京都中央区銀座 4-3-13 和光並木通ビル B1F
アクセス:東京メトロ銀座駅 B4出口より徒歩1分
営業時間:10:30~19:00
連絡先 :03-5159-6877
http://www.kh-gallery.com/top
5/15(日)までです。
キャラクターやフィギュアなんかに興味のある若い人にこそ見ていただきたいです。
もちろん入場無料。 是非。




























