人のことばっかり羨んでる。
みにくいわたし。
もう十分幸せなくせにね。
あー、みにくいみにくい。
いやだな。
お給料出たから、お買い物にいきます。
旦那さんの帰りは遅いし、一人遊びで時間を潰さなきゃ。
子どもは仕事やめてからほしいな。
こんな母体にストレスかかった状態で産んであげたくない。
幸せでしょ?って言われるけど、号泣しながら否定したい。
完璧な隙のない幸せなんてこの世の中にあるわけないでしょうと。
そんなものファンタジーですよ。
私は頑張ってるからこれだけ幸せ。
白鳥みたいにね、水面下でめっちゃ足漕ぎしてるんです。
それでも完璧じゃない。
わたしは今の幸せに満足してるけど、それはね、努力もしてるんです。
決して棚ぼたではない。

旦那さんはそれを十分分かってくれるから好きだ。
学歴とか職種とか穏やかな性格とか、より、何より、私の一番の理解者だと思う。
私は羨まれたり誤解されたり嫌われたり憎まれたり馬鹿にされたりする。
でも旦那さんは私を一番のよく理解してくれる。
みにくいところも。
そこが一番好きだ。

私は頑張ってしまう。
負けまいと頑張りすぎて、真綿で首を絞められるような苦しみも経験する。
でも、負けたくないから止められない。
いったい何と闘ってるんだろうね?
その負けず嫌いを、いいところだと言ってくれたのが旦那さんだった。
みんな馬鹿にしたり、呆れたりするのに。
そのくせ、頑張った結果を「ラッキーだ」とうらやむ。

でも、私は確かにラッキーだ。
頑張ってもいるけど、いつもうっかりして。
そんな時、家族や、大学の恩師や、友達がいつも助けてくれた。


確かにラッキーかも。