夜勤前に母が買ってきた本が「べっ」とこたつの上に置いてあったので読んだ。

一時間半くらいでざっと読みだけど。


感想:あ、私林真理子嫌いだった。


小池真理子はわりかし読むけど林真理子は嫌い。

なんていうか上からの説教臭と間違った美人観がおばちゃん臭くてイラッとする。

この本も翔っていう男の子の存在はリアルだなーと思うけど。

割とそれだけ。

翔の彼女とその母親の存在が主人公一家との対比として出てきてて、いいこと言ってるみたいな書き方されてるけど、私この人たちがどうしても好きになれなくて。

だからその人たちにうんたらかんたら言われても、納得できない説教をえんえんされてるみたいでした。


歳食った女の人の著作って、なんか変な方向にねじれてくるときがあるよなー。

ガラスの仮面の人とかしかり。


何が嫌かって言われたらはっきり言えないけど、なんか好きじゃない話でした。

翔の彼女がまるきり私の嫌いなタイプの女だったからかも。

でも、いるいる、こういう女!ってのを作って表現できるのは凄いと思う。

ただ、林真理子さんはこういう女が好きで、私は嫌いだったってだけ。

そーいえば林真理子さんもこういう女っぽいな……タイプとして。

分からんけど。

ぶさいくで、我が強くて、努力家で、田舎の母親好きで、常識(?)に疑問を持ってて、きっぷがいい(と自分では思ってるらしいけどただの空回りだから、それ)。

こういう人、看護学生時代にもいたし、今もいるけど、本当始末に負えない。

自分が正義と思ってるからこそ始末に負えない。

めんどくせー奴です。リアルにいたら。相当自己中だし。

悪者として書かれている翔の母親に同情してしまったわ。

こんな女に息子が捕まったら終わりですよ。


その人思い出したからやーな気分になったのかもね。


お勧めはできない本です。

私の一意見なので気になさらず。