どんなにつらくっても、それをデパートの商品みたいに見せびらかしていくのはちがうと思う。

家にこもっているだけじゃなにも変わらない。

なにか行動して感じたり傷ついていくたび、強くなれる。

だれかを助ける手を持てるし、なぐさめる言葉数もふえていく。

生きてるうえで私はそういうことを大切にしたい。


好きな言葉がある。


もし私が、ひとつの心の破れるのを救うことができたら、

私は無駄に生きていたことにはならないだろう。

もしひとつの命の痛みをやわらげ、苦しみを鎮め、

あるいは気を失った一羽のこまどりを

その巣に戻してやることができたら、

私は無駄に生きていたことにはならないだろう。


エミリ・ディキンスンていう人の言葉。


私は私でありたい。

私の存在する意義も、きっとどこかにあると思うから。


実習の時に出会った人が、最後に言ってくれた言葉が忘れられない。

「一緒に話せて、すこし心の壁がなくなったような気がする。看護師に向いていると思うから、がんばって」

こんな私でもいいよって肯定されたような気がして、その言葉で、つらくてもなんとかがんばれてる。

人の言葉は人を傷つけるけど、でも、助けてくれるのも人の言葉。

それを忘れずにいたい。


また明日からも誇りを持って。

ではまた。