そんな浅井の日々
サンディエゴ・コミックコンベンションは、都合5日間開催されます。
関係者及び、4日間通しのパスを購入した人のみが入場できる、
言わば0日目であるプレビューナイト。
落ち着いた雰囲気の、1日目、2日目。
そして本番と言うべき盛り上がりの3日目と最終日。
アメリカのコンベンションでは、消防関係の法律によって、
会場のサイズに対し、一日の来場者数が制限されます。
故に、人気のあるコンベンションパスは事前完売となり、
当日手ブラで来場しても入場は出来ません。
その為、日本のワンフェスやコミケのように、
来場者が押しかけてのスシ詰めの大混乱もまたありません。
都合5日間という長期間の開催ペースと、
入場者制限の法律が、日本とは毛色の違うイベントの雰囲気を形作っているのです。
勿論、法で制限されているとは言え、会場は充分以上の大入りで、
今年は、プレビューナイトにも多くの人が押し寄せ、
一部の限定品は、その数時間で完売。
密かなメインである0日目の印象を強く残しましたし、
出展者側も、本番とも言える3日目以降に合わせて販売品を別途に準備、
後半2日間の会場の盛り上がりは、それ以上でありました。
さて、これまで更新された、渡辺さんたちによる会場レポートは、
上記で言うところの1日目の出来事になります。
その頃の浅井↑。
いや、だって、
まさかプレビューナイトにも本番たる3日目4日目にも来ないなんて思いませんし、
2日目早朝に帰国とか言われましても。
ホテルの回線と、持ち込んだPCの相性が悪く、
ようやくメール確認が出来たその瞬間に帰国を知らされ、
返信したその直後に納品を求められるとは、誰が予測できましょうか。
徹夜あけの、寝癖上等ボロボロの姿、
普段、地元のコンビニへ行くのと同じ格好で原型を抱えて、
早朝一人、生まれて初めてのアメリカンタクシー乗るという恐怖。
もちろん英語なんか中学生レベルも話せませんし、ヒアリングはもっとできません。
陽気に話しかけてくる、黒人ドライバーに怯えっぱなし。
一緒に泊まっている仲間内にも、突然の外出は告げずに出た為、
もしここで、ドライバーに悪の心が芽生えでもしたら、もう二度と日本の土は……
「怯えを感じ取られてはいかん!ここは強気で行くんだ!」
ルーザーチキンイズケンタッキーズフライ、
バット、ウィナーチキンイズフェニックス。
(注:機械に頼らない場合の浅井の英語力)
人間、いざと言う時に頼れるものは心の強さ。
堂々たる嘘英語乱発で、とりあえず会話の隙間を埋めれば勝利の、俺ルール発動。
「it a travel alone?(多分)」
俺のターン!「サイトシーン!バットビッグビジネスフォーザフューチャー!」
「Is the business started in San Diego?(多分)」
俺のターン!「ハハハ!ディスシティイズスターテッドフォーニューエンパイア!」
「Empire!?」
俺のターン!「あ、ノー、ノーエンパイア。ノーインベージョン、
エンパイアインマイハート、俺的に頑張る風な意味でアンダスタン?」
「……oh…… 」
さらに俺のターン「アンダスターン?プリーズヒアエニシング!」
「……can't you do will unnderstanding?(多分) 」
それでも俺のターン「オフコース!アイアムロングトーキングガイ!」
そのうちドライバー、「ナイス!ナイス!」しか言わなりました。
そりゃ向こうも、こんな東洋人は気味が悪かろうもの。
怯えと強気でおかしくなった東洋人と、
今にして思えば、通り魔に出会ったかの如き被害者である黒人さんの運転するタクシーは、
モゴモゴとした緊張感を抱えたまま、一路サンディエゴを。
頼りは、住所を書いたメモ一枚。
窓越しに、渡辺、安芸、両社長の笑顔が見えたその瞬間、
冷や汗と共に、(モサッ)と髪の毛の抜ける音が聞こえたとか、聞こえなかったとか、
実際その晩、シャワーを浴びると抜け毛がすごかったとか。
その後、見送りがてら同行したサンディエゴ空港から、
帰りを車で送っていただいたAAAのビンス氏との車中カタコト会話も、
俺ターン発動と、今更に存在を思い出したPDAの翻訳機能で乗り切りつつ、ホテルの部屋へ戻り、
ようやく心落ち着いて、数時間前に繋がったばかりのネット回線を手繰ってみたらば、
グッドスマイルカンパニーのサイトで、ワンフェスでのステージイベント出演を知る。
……あの、出発前にも、今さっき会った時にも、そんな話は聞いて無いんですが。
(モサモサモサモサモサモサッ)
抜け毛の理由は、これが原因と言うことにしておこう。
ちなみに、コミコン終了後、ロサンゼルスに移動した浅井↑。
状況、なんにも変わりません。
サンディエゴでもロサンゼルスでも、埼玉県志木市でも変わりません。
「どんな時でも芯のぶれない男って素敵!抱いて!」
「ははは、待てよハニー、俺は今ビジネスの最中なんだ」
という脳内彼女との会話もむなしく、一人ホテルでスカルピー。
そんなわけで、サンディエゴで納品した身体の部品に、
ロスで作った頭の部品が、8月12日、有明の地で悪魔合体。
何が生まれたのかは、有明会場でお見せできますので、
皆さん、ワンフェス会場で御目にかかりましょう。
浅井真紀
関係者及び、4日間通しのパスを購入した人のみが入場できる、
言わば0日目であるプレビューナイト。
落ち着いた雰囲気の、1日目、2日目。
そして本番と言うべき盛り上がりの3日目と最終日。
アメリカのコンベンションでは、消防関係の法律によって、
会場のサイズに対し、一日の来場者数が制限されます。
故に、人気のあるコンベンションパスは事前完売となり、
当日手ブラで来場しても入場は出来ません。
その為、日本のワンフェスやコミケのように、
来場者が押しかけてのスシ詰めの大混乱もまたありません。
都合5日間という長期間の開催ペースと、
入場者制限の法律が、日本とは毛色の違うイベントの雰囲気を形作っているのです。
勿論、法で制限されているとは言え、会場は充分以上の大入りで、
今年は、プレビューナイトにも多くの人が押し寄せ、
一部の限定品は、その数時間で完売。
密かなメインである0日目の印象を強く残しましたし、
出展者側も、本番とも言える3日目以降に合わせて販売品を別途に準備、
後半2日間の会場の盛り上がりは、それ以上でありました。
さて、これまで更新された、渡辺さんたちによる会場レポートは、
上記で言うところの1日目の出来事になります。
その頃の浅井↑。
いや、だって、
まさかプレビューナイトにも本番たる3日目4日目にも来ないなんて思いませんし、
2日目早朝に帰国とか言われましても。
ホテルの回線と、持ち込んだPCの相性が悪く、
ようやくメール確認が出来たその瞬間に帰国を知らされ、
返信したその直後に納品を求められるとは、誰が予測できましょうか。
徹夜あけの、寝癖上等ボロボロの姿、
普段、地元のコンビニへ行くのと同じ格好で原型を抱えて、
早朝一人、生まれて初めてのアメリカンタクシー乗るという恐怖。
もちろん英語なんか中学生レベルも話せませんし、ヒアリングはもっとできません。
陽気に話しかけてくる、黒人ドライバーに怯えっぱなし。
一緒に泊まっている仲間内にも、突然の外出は告げずに出た為、
もしここで、ドライバーに悪の心が芽生えでもしたら、もう二度と日本の土は……
「怯えを感じ取られてはいかん!ここは強気で行くんだ!」
ルーザーチキンイズケンタッキーズフライ、
バット、ウィナーチキンイズフェニックス。
(注:機械に頼らない場合の浅井の英語力)
人間、いざと言う時に頼れるものは心の強さ。
堂々たる嘘英語乱発で、とりあえず会話の隙間を埋めれば勝利の、俺ルール発動。
「it a travel alone?(多分)」
俺のターン!「サイトシーン!バットビッグビジネスフォーザフューチャー!」
「Is the business started in San Diego?(多分)」
俺のターン!「ハハハ!ディスシティイズスターテッドフォーニューエンパイア!」
「Empire!?」
俺のターン!「あ、ノー、ノーエンパイア。ノーインベージョン、
エンパイアインマイハート、俺的に頑張る風な意味でアンダスタン?」
「……oh…… 」
さらに俺のターン「アンダスターン?プリーズヒアエニシング!」
「……can't you do will unnderstanding?(多分) 」
それでも俺のターン「オフコース!アイアムロングトーキングガイ!」
そのうちドライバー、「ナイス!ナイス!」しか言わなりました。
そりゃ向こうも、こんな東洋人は気味が悪かろうもの。
怯えと強気でおかしくなった東洋人と、
今にして思えば、通り魔に出会ったかの如き被害者である黒人さんの運転するタクシーは、
モゴモゴとした緊張感を抱えたまま、一路サンディエゴを。
頼りは、住所を書いたメモ一枚。
窓越しに、渡辺、安芸、両社長の笑顔が見えたその瞬間、
冷や汗と共に、(モサッ)と髪の毛の抜ける音が聞こえたとか、聞こえなかったとか、
実際その晩、シャワーを浴びると抜け毛がすごかったとか。
その後、見送りがてら同行したサンディエゴ空港から、
帰りを車で送っていただいたAAAのビンス氏との車中カタコト会話も、
俺ターン発動と、今更に存在を思い出したPDAの翻訳機能で乗り切りつつ、ホテルの部屋へ戻り、
ようやく心落ち着いて、数時間前に繋がったばかりのネット回線を手繰ってみたらば、
グッドスマイルカンパニーのサイトで、ワンフェスでのステージイベント出演を知る。
……あの、出発前にも、今さっき会った時にも、そんな話は聞いて無いんですが。
(モサモサモサモサモサモサッ)
抜け毛の理由は、これが原因と言うことにしておこう。
ちなみに、コミコン終了後、ロサンゼルスに移動した浅井↑。
状況、なんにも変わりません。
サンディエゴでもロサンゼルスでも、埼玉県志木市でも変わりません。
「どんな時でも芯のぶれない男って素敵!抱いて!」
「ははは、待てよハニー、俺は今ビジネスの最中なんだ」
という脳内彼女との会話もむなしく、一人ホテルでスカルピー。
そんなわけで、サンディエゴで納品した身体の部品に、
ロスで作った頭の部品が、8月12日、有明の地で悪魔合体。
何が生まれたのかは、有明会場でお見せできますので、
皆さん、ワンフェス会場で御目にかかりましょう。
浅井真紀