こんにちは。
今日は朝からネットショップのコマースと連絡を取り2時が回って本日の取りあえずの仕事は終わりなので最近Amazonで買った一冊の気になる本を読んでみました。
ギャル革命/藤田 志穂

¥1,050
Amazon.co.jp
その名も「ギャル革命」。
18歳で考え19歳で起業し今では立派な社長である藤田志穂さんの書いた最初の本です。
金も無い、学も無い、どうしようもない。
そんな状態のギャル一名が思いついて始めたギャル革命。
今では全国規模の大革命です。
経営に行き詰り…
と言うかスタートダッシュにつまずいた今の私には励みになる半面、
すごく悔しい感じも有りつつ勉強させられる本でした。
自分になにが足りないか考えさせられます。
自分もこの藤田さんに似ています。
最初は実家の経営する中国の会社で普通に働いていました。
しかしながら、自分は今までずっと世の中見返してやりたいと思って生きて来ました。
中学では高校に行けないと言われるも何とか進学し、
高校では卒業できないと言われ何度も卒業試験受け直し…。
誰もが認めるアホでやんちゃでどうしようもない奴でした。
そんな自分もこのままではいけない、
この状況を変えたい、
このまま自他共に認めるアホで終わりたくない…。
だって勉強は苦手だけどそれ以外で人より劣ってるとは思えないから。
そう思い、のめり込んだのが車の世界。
一応専門学校もレースカーを作る専門職の学校へ行きました。
卒業後はさすがにレースの世界は一握りの人しか働けないので普通の車屋さんへ就職しました。
オレンジ色が特徴的なオート○ックスとかですね。
最終的には人気アフターパーツメーカーで市販車用の足回り一式の開発者になり車高調整キットやダウンサスやエアサスペンションキットを世に送り出し雑誌にも新作が出るたびに取材に来て頂けるのでデモカーを製作して世の中へ発信してきました。
しかし、そんな私の頑張りとは逆に自動車業界は衰退の傾向を見せ始め、
その勢いは止まる事無く進行して行きました。
私は自動車の業界で生きて来ましたが、
見切りを付けて職を変える事にしました。
2008年のそんな時、父親のいる中国へ2週間程旅に出ました。
2週間中国で過ごし、私は感じました。
中国には沢山のチャンスと環境が有る。
この地に身を置き厳しい生活の中で自分自身を根本的に変えて行こう…。
結果的に、中国で修業した事により私は人間性そのものが変わる事になりました。
勿論アホでも中国語を半年で取得し中国語で仕事が出来る事を身をもって証明しました。
そしてこれではまだまだたりないと思うようになりました。
結局父親の力で生活させてもらっているだけだと周囲に思われたり言われたししました。
勿論中国の父親の会社の社内環境も同じくです。
父親は家族に異様なほど厳しく他人に優しい人なので100%そんな事はあり得ないんですがね(笑)
仕事すら教えてもらえないんで最初は見よう見まねで中国人に教えて貰いながら金型ばらしてメンテしたり、プレス機で製造までやっていました。
最終的にはしっかり勉強と経験を積んで管理の仕事も任せて貰って、
大手顧客の製品品質もしっかりと管理出来るようになりました。
ひたすら仕事に打ち込みそれなりに実績を作っていきました。
そんな中知り合いの企業からの依頼を受け、
とある商社のすたれてしまった市場部の立て直しをお願されました。
実質この時が、初めて自分の持つ全てで勝負し結果を出し自分を評価され一人で成し遂げました。
完全に市場部を立て直し、
関係起業からもお礼の連絡が寄せられるようになり、
採用し育てた新人も使えるようになり、
私は大きな自分の任務をやり遂げる事が出来ました。
これを機に周囲の環境が大きく変化し始めました。
自分が中国に来た時や、
大きいチャンスや小さいチャンスが訪れる時いつも何か身辺環境が変化する事を経験から察知出来るようになっていました。
「今回のチャンスにかけてみよう。」
私はそう思いました。
上記の通り知り合いの商社に最後は努めていましたが、
最終的に出世の話も大阪支社の責任者の仕事も断り自分の可能性に掛けました。
今取り組んでいるビジネスの全容は明かせませんが、
その出足、一発目の仕事が今回帰国して日本国内での販路の確保…。
だったのですが、そこで結局国内実績の問題で躓いてしまっています。
今回紹介した本の著者で有る藤田さんは、
約一年の自分に色々な物を蓄積する時間を経て翌年一気に爆初させていました。
そして19歳で起業後わずか4ヵ月程の間に莫大な実績を残したのです。
そのまま順調に成長しているようです。
私も起業して一年弱。
ソロソロ爆発させようと母国に戻ると、
既に自分の社会的信用と言う物は失われていました。
あっさりと出鼻をくじかれました。
世の中成功者が通った道をなぞるように上手くは行きませんよね。
しかしながら、この藤田さんの実績には、
目指す業界での途方もない私と同じ「バカ」が必死であがいた努力という裏付けが有りました。
私も負けて無いとは思うのですが、
やはりここでめげる訳にも行きません。
ポジティブにそして俊敏に。
そんな私ですので何とか盛り返して実績を作って行きたいと思います。
とにかく電話したり調べたり勉強したりと決まった日本滞在期間をフルに使って動いっています。
それでも周囲からは効率悪いとかアホだとか言われますがめげません。
ピンチをチャンスに変えるべく必死でやっています。
アホはアホなりに努力するしか無いんです。
若いから信用が無い…。
若いから信用が無いなんて言わせません。
実績こそ信用です。
国内実績を作れと言うなら作ってやりましょう。
騙されたり大損こいたりもしてきましたが。
起業する時も必死で必要な事勉強して何とか作れましたので。
この貧乏会社には金は有りませんが、
有り余るほどのコネクションが有ります。
4年間何の遊びもせずに、
ただひたすらに自分の成長に時間を掛けて来ました。
今年要約2年ぶりに本当の休暇を取る事が出来ました。
妻には迷惑を掛けましたが、
それ以外は休日で有ろうと何であろうとひたすら仕事と勉強をしてきました。
この普通の人間では持ち合わせる事の出来ない知識や経験やノウハウををどれだけ活かし商売ににつなげるか。
私も近江商人です。
こけてもタダでは起きません。
何とか盛り返してやろうと思います。
そんな気持ちを落ち込んだ私から思い出させてくれた本がこの「ギャル革命」でした。
すごく作者の勢いを感じる事の出来る本でした。
少し古い本ですが読んでみる価値は有ると思います。
この本が出た当初は既にEコマース市場も出来あがり全盛期だった頃だと思います。
誰もが解らないながらもネットに夢を描いた時代。
脱サラしたり主婦が副業したりとネットに新たな開拓地を求め走りまわった時代ですね。
そんな時に10代の女の子が自らを見る世間の目を払しょくするべく始めた会社。
金も掛けずにひたすら自分やギャルだからこそ持っている人脈等を駆使し極限まで経費を抑えって成りあがった社長のお話です。
インターネット事業の詳しい事知りたい人が読む本では無いです。
逆にインターネットなんて殆ど使わないで商売してる感じなので。
おそらく一社員の人が読むと感心したり元気を貰える本かと思いますが、
「彼女は運が良かったんだ」と思う程度だと思います。
経営者が読むと結構同じ様な経験が有り共感出来ると思います。
結局自分が一個人から代表取締役に代わる瞬間なんて考えて無かった人が殆どだと思います。
経営者もやっぱり不安だったり高いリスクだったりを背負って人生掛けてでも、
何かを成し遂げようという目的意識を持っているからこそ出来るんだと思います。
私なら、特に生活に困って無くて、何も目標がなくて、何もしたいと思わないけど仕事だけはすごく出来る人が起業しようか悩んでたら、取りあえず辞める様に進めます。
結局目標が有るから頑張れるわけで、
目的意識無くただ金持ちになりたいから起業する人には現状金なんて必要ないわけですし不自由なく生活してるんでしたら、
その人にお金なんて必要ないですし起業する必要性も無いわけなんです。
それにそんな理由で人生掛けるにはあまりにつらいですからね経営は。
経験上、無難に雇われて保証されて生きている方が相当楽ですね。
休みも有るし給料も決まった日に払われるし色んな会社の事考えながら生活しなくていいし。
人間生きるにも目標が大切ですね。
私も当初の目標である「自分を変える」事は達成しました。
次の目標である会社経営の方に本腰を入れるべく仕事も全部辞めて来ましたし、
自分も会社の為に個人でもお金を溜めて来ていました。
妻も少し長期の帰国になるとアルバイトしてお金入れてくれてます。
やはり目標は大切です。
若くしてこの本を書いた藤田さんは「革命」という目標があったからここまで出来たんでしょうね。
じゃないと普通にこんな若い子が…ってなりますもんね。
相手にされないで沢山壁にもぶつかったでしょう。
今の私になら解ります。
22・23歳で起業して散々でしたので。
色んな事知ってて色んな事出来ても結局若いと信用無いですからね。
どんどん動いてどんどん前に進んでいこうと思います。
と言う事で、今日読んだ本と私が感じた思いでした。
(* ^ー゚)ノバイバイ

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