小さいときの最初の思い出
父方の祖父母の家での思い出。
私が2歳くらいかな、
祖父母の家では、父と母の記憶がない。
夜寝る時は、おじいちゃんとおばあちゃんの間に寝ていた記憶がある。
早く寝ないと、ネズミにかじられると言われて怖かった。
夜中に目が覚めると、ボンボン時計の音が怖くて
悲しかった。
お父さんとお母さんに捨てられたと思っていたのかもしれない。
弟がお腹に入ったタイミングでまだ離乳ができていなかった私に
病院の先生からお腹の子に栄養がいかないからやめさせなさいと言われ
私は、祖父母の家に預けられた、らしい。
でもこれは、大人の事情
このときの両親が悪いわけではないけど
小さい私は、悲しかったし良い子でいてる努力をしたはず。
だって、おじいちゃん、おばあちゃんに怒られた記憶がないもの。
良い子でないと、捨てられるって思っていたんだね。
夜になるときっと寂しかったよね。
おばあちゃんのおっぱいを吸って寝ていたって、おばあちゃんから聞いたよ。
よくがんばったね。
あなたを見つけてあげれて、よかった。
小さい私を育ててくれたおじいちゃん、おばあちゃん
ありがとう。