
先日のメイウェザー選手との世紀の一戦に敗れてしまったマクレガー選手。
彼は典型的なカウンターパンチャーであるため、相手に出てきて欲しいタイプです。
しかし常に慎重で、勝つために徹底的にリスクを排除するメイウェザー選手が、ガードを下げて右手を前にフラフラと突き出すようなエサに食いつくはずが無いのです。実際にほとんどパリングで処理され、有効に作用することはありませんでした。
また、マクレガー選手の動きで目立ったのが、クリンチからバックに回ってのパンチ、メイウェザー選手が深くダッキングした後頭部に鉄槌を落とすことです。
これらはボクシングでは反則です。
相変わらず上体は完全に起きていて、アゴを引くどころか若干出ていたように見えるあたりにも、ボクシングへのアジャストは特にしていないという様子が伺えます。
正直疑問なのが、マクレガー選手サイドには、こうすれば勝てるかもしれないという明確なプランがあったかと言う点です。
何だか良い感じにメイウェザー選手を釣り出せて、良い感じに自分の左があたらねーかなーくらいのざっくりとした思惑を感じました(笑)
一方のメイウェザー選手サイドには明確なプランがありました。3Rまででパンチの軌道を見切り、8Rまではポイントを稼ぎ、総合格闘家の未体験ゾーン、25分を過ぎる9R以降は、強烈な左ストレートによるカウンターも無いだろうと読み、攻めに回るという実に理にかなったものです。
反則を行ってダメージを与える目論見だったのであれば、もっと豪快にすべきだったかも知れません。しかしそれで勝っても自らのスターダムに繋がらないので、上策ではありません。
せめて金網でボクシングルールだったら…MIXルールだったら…タラレバは尽きません。
1歩も譲歩しないメイウェザー選手の舞台に立った。その勇気を讃えることしか私には出来ません(^_^;)
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