博士の愛した数式、が心に沁みて、

小川洋子さんは気になる作家さんです。


話さない、内気な人の会、であるアカシアの野辺、で育ったリリカ。

誰の気にも留まらない、空気のような、それでいて人を癒す歌を歌うリリカ。


淡々と、静かに、物語は進んでいく。

控えめで、人を尊重して、静かに生活し、2匹の羊に導かれるように、人生を終わる。


静かな、綺麗な、小説、、、

と思い読み進めるけど、

これって、狂気ではないの?

と、ふと思う。

宗教のような。。。


普通の人生を選ぶこともできたけど、

アカシアの野辺から離れられない。(洗脳?)

リリカには満ち足りた人生だったろう。

本当に幸せだったの?

と思うけど、

幸せかどうかは本人が決めること。

こういう、俗世にまみれない生活もある。


ただ、大人になって本人が選択するなら良いけど、幼少期からだと本人の選択はないようにも思う。