7年前は見ていなかったが、今回は全回視聴した。
半沢直樹の立場上、上司に向かう姿勢にやり過ぎの感はあるが正義を貫く姿勢が周囲の共感を呼び困難を克服する姿に感動した。
最終回、妻の花が、がんばったことをねぎらったが、とても羨ましく思えた。

私は、現在64歳、42年間の勤めを終え、3年の再就職を終え、昨年から再々就職して現職にある。

ここは、以前働いていたところとは異なり、低い賃金と勤務条件の職場だ。

少しでも働く人の労働環境を良くしたいということをモチベーションにして、この1年半仕事をしてきた。
 

先日、勤務条件の内、1時間当たりの年次休暇取得が就業規則に記載されていなかったので、規則を改正し労働契約をするよう起案し施行段階にあった。
ところが、労働者名簿に一人名前がないと別の職員から言われ、本人に謝り謝罪するように言われた。

永年、働いてきて仕事は組織で行うもので、事前に起案し皆で点検して行ってきている中で間違いがあれば訂正してきた。
突然、謝れと言われ私は動揺し、名前のなかった職員に謝罪した。
 

後で考えたら、謝罪より説明すべきと思った。悪意があって名前を落とした訳ではないのだから。起案して決裁を受けている。
この話を家で妻にしたところ、私にこらえ性がないとか、勘違いをよくしているのだから人のことを言えた義理でないとか言われた。

半沢直樹には、理解して受け入れてくれる花がいる。だから、頑張れる。

残念なことに私には、花がいない。