【概要】
グラミー賞を5度受賞したイギリス出身の世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的映画。並外れた音楽の才能でまたたく間にスターへの階段を駆け上がっていった一方で、様々な困難や苦悩に満ちたエルトン・ジョンの知られざる半生を、「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」や「ロケット・マン」など数々のヒット曲にのせたミュージカルシーンを交えて描いていく。

イギリス郊外の町で両親の愛を得られずに育った少年レジナルド(レジー)・ドワイトは、唯一、音楽の才能には恵まれていた。やがてロックに傾倒し、ミュージシャンを目指すことを決意したレジーは、「エルトン・ジョン」という新たな名前で音楽活動を始める。そして、後に生涯の友となる作詞家バーニー・トーピンとの運命的な出会いをきっかけに、成功への道をひた走っていくが……。

日本でも社会現象となった大ヒット作「ボヘミアン・ラプソディ」で、降板した監督に代わり映画を完成させたデクスター・フレッチャーがメガホンをとり、「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーンが製作を担当。同じく「キングスマン」シリーズでブレイクしたタロン・エガートンがエルトン役を務め、吹き替えなしで歌唱シーンもこなした。

エルトン・ジョン本人も製作総指揮に名を連ねている。
2019年製作/121分/PG12/イギリス・アメリカ合作
原題:Rocketman
配給:東和ピクチャーズ

【感想】
70年代ポップスから聴いてきて、エルトンジョンのフアンの一人なので、彼のことは曲だけでなく、いろんなメデイアで知っている。
この映画では、生い立ちから現在までをミュージカル仕立てで丹念に描いている。

エルトンジョンを再認識できたし、音楽的に満足できた。
ボヘミアン・ラプソディほどヒットしないのは、PG12になっているとおり、LGBTや薬物をリアルに表現しているからかな。
僕は、人間の多様性を認めるので抵抗はないが、人それぞれだから。
自分にも弱い部分はあるので、共感できるものがあった。
人間の性的多様性を認められない人は、この映画を見ないことを薦める。