石川さゆりさんのコンサートに行きました。
彼女の歌を生で聴くのは初めてです。

石川さゆりさんの歌が好きになったのは、彼女が40歳を過ぎたあたりからです。
初期の歌と最近の歌とでは、随分表現力に差を感じます。
「津軽海峡冬景色」を聴くとよく分かります。
年を重ねた彼女は、本当に歌が上手いです。心を揺さぶります。
歌詞カードを読むと、彼女の歌が、どろどろした情念を扱っているのが多いことを分かりました。

2時間あまりのコンサートですが、よい構成でした。
バックの演奏は、いわゆる楽団をイメージしていたのですが、7人編成でした。
(ギター、ベース、ドラムス、ピアノ、木管、バイオリン「、チェロ)
バックは、まるでロックやニュージック系です。
特にギターが上手かった。演歌からロック調まで万能でした。

石川さゆりさんは、衣装は、着物1、ドレス、着物2、着物3と使い分けをされました。
客層は、美人演歌歌手のためか、年配の男性が多かったです。
僕は、心をに沁みる彼女の歌に惚れています。
聴いていて感じたのは、歌詞のフレーズを結構切っていると感じました。
以前、徳永英明さんが言っていましたが、フレーズを延ばさず切るって。
石川さゆりさんも同様です。途中は軽妙に切って、曲の最後は、ビブラートをかけて伸ばしています。
ビブラートも曲に合わせて使い分けています。

楽しいひと時が過ごせました。

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