裁判官に年賀状を書きました。

子供が連れ去られたのは、
4年も前になります。
当時2歳だった子供が、
もう6歳です。

早期に面会交流を実現できたおかげで、
連れ去り当時からの愛着を
大事に育ててきました。

調停自体は、双方の合意によるものですから、
裁判官に功は無いかとも思いますが、
まあ、責任者として、
調停員に対する指導があったやもしれません。
また、実務的なアドバイスをいただきました。

「間接強制しても、会えないですよ」

なんとも、ストレートな(笑)。
まあ、だから、
調停で合意しとけって圧力ではあるのでしょうが、
本音な感じもしました。

現在、
裁判官は、その都度、判断を下すだけで、
その後の経過を知るような
制度設計にはなっていません。
つまり、その判断の答え合わせができないわけです。
答え合わせができない以上、模範解答に従うしかないでしょう。

これでは、ケースバイケースの判断はできません。
トライアンドエラーなしに、成功することはできません。

ケーススタディーとして、
あなたの指揮は間違ってませんでしたよ
というエンパワメントの一環として、
事後報告をしようかと思い立ち、今年は年賀状を書きました。

たまたま年賀状が余ったからというのもありますが(笑)。

 

年賀状といっても、中身は、事後報告です。

言葉では何とでも言えますので、信用されない可能性もあります。

 

そこで、

子供が書いてくれた

何とも楽し気に、

私と子供が手をつないでお散歩している絵

をスキャンし、あわせて

子供の笑顔の写真

を印刷しました。

百聞は一見にしかずです。

これを見れば、一目で、親子関係が良好だなと伝わる自信作です。
自己満足かもしれませんが(笑)。

 

裁判官の名前さえわかれば、
下記のサイトで、現在の所属裁判所がわかりますので、
裁判官宛に出せばいいです。

新日本法規出版(株)裁判官検索
http://www.e-hoki.com/judge/index.html

宛先不明で返送されてませんので、無事受け取られたようです。


まあ、裁判官といえば、
親子断絶を推進するろくでもない職業ではありますが、
人の情は持ち合わせているとも思います。
また、上下関係の厳しい殺伐とした世界ですから、
面会交流の指揮をしたことで、社会的に良いことができたという実感は、
次の一歩を踏み出すために必要なことかと思います。

今年の年賀状は、たまたま思い立ったものでしたが、
この記事を書いているうちに、
毎年、継続するのもいいかなと思ってきました。

連れ去り被害者の方々は、
事後報告されてみてはいかがでしょうか。
裁判官に、結果を直視させ、
自分の判断に責任を持たせることが必要なように思います。