北海道電力は20日、今夏に電力不足が深刻化した場合に備えて公表した計画停電のグループ分けで、約3万6000件の家庭や事業所に対して誤ったグループ番号を通知していたと発表した。
北電は、グループ分けを公表した2日に誤りに気づいたが、誤りの全体像の把握を優先し、発表しなかったという。北電は18日に正しい番号を記したダイレクトメールを発送した。
北電は2日、契約先の全約390万件の家庭や事業所に向け、自社ホームページ上でグループ番号を検索できるようにし、7月分の検針票にグループ番号を記載して通知した。
北電によると、通知の誤りには、停電の対象外(グループ番号88)に区分したが、実際には対象区域(同1~60)だったケースが約1万1000件、逆に、対象区域の通知を受けたが実際は対象外だったのが約2万4000件あった。対象区域を間違えていたものも約1000件あった。
病院など対象外施設の移転を把握しきれず、配電線の特定を間違えたりしたことなどが理由だという。
計画停電は23日から、電気の供給力の余裕を示す「予備率」が1%を下回る場合、各対象区域で1日1回2時間ずつ行われる。当初は対象外の通知を 受けたが、対象区域だった家庭や事業所では準備が間に合わないなどの混乱が生じる可能性がある。
発表が遅れた理由について、同社は「混乱が生じるのを抑えるためだった」としている。
ビールなどの販売を巡り、大手スーパー「イオン」(千葉市)に仕入れ値を下回る価格で卸した疑いがあるとして、公正取引委員会は独占禁止法違反(不当廉売)で大手卸売3社に警告する方針を固め、20日、事前通知した。
ビール会社の販売奨励金が2005年に減らされて以降、3社はイオンに赤字で卸していたという。公取委は、ビール大手4社とイオンにも不当廉売の原因があるとして、適正な価格で取引するよう異例の協力要請を行う。
警告を受けるのは、三菱食品、伊藤忠食品、日本酒類販売(いずれも東京)。独禁法上の警告は、違反と認定するまでの証拠はないものの、違反の疑いが残る行為をやめさせるために行う行政指導。
関係者によると、遅くとも09年以降、卸売3社は特定のビールや発泡酒などについて、ビール会社からの仕入れ値以下の価格でイオンに納め続けた疑いがある。例えば1ケース(350ミリ・リットル缶24本入り)で生産者価格が約3800円の場合、仕入れ値を100円以上割り込んだ商品もあったという。安売りの影響で、イオン各店舗の周辺で経営が悪化する酒店もあったとみられる。
ビール会社の販売奨励金が2005年に減らされて以降、3社はイオンに赤字で卸していたという。公取委は、ビール大手4社とイオンにも不当廉売の原因があるとして、適正な価格で取引するよう異例の協力要請を行う。
警告を受けるのは、三菱食品、伊藤忠食品、日本酒類販売(いずれも東京)。独禁法上の警告は、違反と認定するまでの証拠はないものの、違反の疑いが残る行為をやめさせるために行う行政指導。
関係者によると、遅くとも09年以降、卸売3社は特定のビールや発泡酒などについて、ビール会社からの仕入れ値以下の価格でイオンに納め続けた疑いがある。例えば1ケース(350ミリ・リットル缶24本入り)で生産者価格が約3800円の場合、仕入れ値を100円以上割り込んだ商品もあったという。安売りの影響で、イオン各店舗の周辺で経営が悪化する酒店もあったとみられる。
【ニューヨーク時事】週末20日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが、スペインの財政不安を背景に急落し、対円で一時1ユーロ=95円39銭と、2000年11月下旬以来11年8カ月ぶりの安値を付けた。円は対ドルでは小動きで、午後0時20分現在は1ドル=78円50~60銭と前日午後5時(78円54~64銭)比04銭の円高・ドル安。
スペイン政府はこの日、2013年のGDP(国内総生産)伸び率がマイナス0.5%になるとの見通しを発表した。加え て、同国のバレンシア州が中央政府に債務返済で支援を求めたことも市場の不安をあおり、スペイン国債の利回りが急上昇。ユーロは対主要通貨で大幅に値を落とし、対ドルでも一時1ユーロ=1.2144ドルと、2010年6月以来2年1カ月ぶりの安値まで値を落とした。この日は、ユーロ圏諸国がスペインの銀行支援で正式合意したが、ユーロ相場の反応は限定的だった。
一方、円・ドル相場は米主要経済指標の発表が無く大きな材料を欠く中、小動きで推移。ユーロ売りが進む一方で、両通貨とも相対的に安全な通貨として買われた。
ユーロは同時刻現在、1ユーロ=1.2160~2170ドル(前日午後5時は1.2274~2284ドル)、対円では同95円40~50銭(同96円43~53銭)。
スペイン政府はこの日、2013年のGDP(国内総生産)伸び率がマイナス0.5%になるとの見通しを発表した。加え て、同国のバレンシア州が中央政府に債務返済で支援を求めたことも市場の不安をあおり、スペイン国債の利回りが急上昇。ユーロは対主要通貨で大幅に値を落とし、対ドルでも一時1ユーロ=1.2144ドルと、2010年6月以来2年1カ月ぶりの安値まで値を落とした。この日は、ユーロ圏諸国がスペインの銀行支援で正式合意したが、ユーロ相場の反応は限定的だった。
一方、円・ドル相場は米主要経済指標の発表が無く大きな材料を欠く中、小動きで推移。ユーロ売りが進む一方で、両通貨とも相対的に安全な通貨として買われた。
ユーロは同時刻現在、1ユーロ=1.2160~2170ドル(前日午後5時は1.2274~2284ドル)、対円では同95円40~50銭(同96円43~53銭)。
【ロンドン会川晴之】欧州連合(EU、27カ国)でユーロを採用しているユーロ圏諸国(17カ国)の財務相は20日、電話協議を開き、スペインへの金融支援を正式決定した。しかし、スペイン国債を売る動きは止まらず、指標となる10年物国債の利回りは7.3%と、99年のユーロ導入以来、最高の水準にまで上昇(価格は下落)。金融支援によっても、市場の懸念は沈静化していない。
EUによる支援は、ギリシャ、アイルランド、ポルトガルに次いで4カ国目。
支援は、最大1000億ユーロ(約10兆円)規模で、金融機関の資本増強に使い道を限定する。EUの金融安全網である欧州金融安定化基金(EFSF)が7月中に、当面の資金として300億ユーロを払い込み、スペインの金融機関の健全性審査(ストレステスト)がまとまる9月以後、改めて支援額を精査する。
スペインは、不動産・建設バブルの崩壊で、金融機関の不良債権が、5月には資産の9%にまで上昇し、資本増強が求められている。しかし、モントロ予算相が19日の議会で「行政サービスのお金が国庫にない」と演説するなど国家財政も危機的状況にある。このため、EUからの支援に頼ることになった。
ラホイ政権は19日、付加価値税(日本の消費税に相当)引き上げや、公務員給与カットなどの歳出削減を盛り込んだ総額650億ユーロの財政再建策をまとめた。しかし、今年4~6月期の不動産価格は前年同期比8.3%も下落。今年の成長率は政府予測でマイナス1.5%、来年もマイナス0.5%と厳しい状況が続く。
国債利回りが、継続的な資金調達が難しい「危険水域」である7%台に達した事態を受け、スペイン政府は、EUの安全網による国債の購入検討を要請。しかし、ドイツなど、支援側の諸国が慎重姿勢を崩していない。ギリシャのように、国家財政を含めた包括的な支援に追い込まれるのではとの観測も浮上し、スペイン国債売りを加速させている。
EUによる支援は、ギリシャ、アイルランド、ポルトガルに次いで4カ国目。
支援は、最大1000億ユーロ(約10兆円)規模で、金融機関の資本増強に使い道を限定する。EUの金融安全網である欧州金融安定化基金(EFSF)が7月中に、当面の資金として300億ユーロを払い込み、スペインの金融機関の健全性審査(ストレステスト)がまとまる9月以後、改めて支援額を精査する。
スペインは、不動産・建設バブルの崩壊で、金融機関の不良債権が、5月には資産の9%にまで上昇し、資本増強が求められている。しかし、モントロ予算相が19日の議会で「行政サービスのお金が国庫にない」と演説するなど国家財政も危機的状況にある。このため、EUからの支援に頼ることになった。
ラホイ政権は19日、付加価値税(日本の消費税に相当)引き上げや、公務員給与カットなどの歳出削減を盛り込んだ総額650億ユーロの財政再建策をまとめた。しかし、今年4~6月期の不動産価格は前年同期比8.3%も下落。今年の成長率は政府予測でマイナス1.5%、来年もマイナス0.5%と厳しい状況が続く。
国債利回りが、継続的な資金調達が難しい「危険水域」である7%台に達した事態を受け、スペイン政府は、EUの安全網による国債の購入検討を要請。しかし、ドイツなど、支援側の諸国が慎重姿勢を崩していない。ギリシャのように、国家財政を含めた包括的な支援に追い込まれるのではとの観測も浮上し、スペイン国債売りを加速させている。
俳優の高嶋政伸(45)と美元(みをん、32)の離婚訴訟が越年する可能性が出てきた。東京家庭裁判所が27日の結審の予定を9月に延期することを決定、判決が年末年始にずれ込むことになった。美元側の山田秀雄弁護士は「6月の当事者尋問で、高嶋さんから唐突な話が出てきた。その反証をせざるを得ない」と理由を説明。高嶋が法廷で放った“爆弾”をめぐって反撃の証拠を集めており、事態はさらに泥沼化してきた。
延期を求めたのは美元側。山田弁護士によると理由は、裁判所の当事者尋問調書の謄写時期が遅れ、主張を記す最終準備書面を期日までに作成できなくなったため。
結審する日に提出する最終準備書面では「高嶋さんが何の証拠も提出しないで唐突にお話しされた内容がクローズアップされている。きちんと反証しなければいけない」と説明。具体的にどの主張を反証するかは明かさなかったが、(1)高嶋の滞在先に深夜、美元がベッドで正座していた「京都夜ばい事件」(2)高嶋が通うスポーツジムに美元が突然現れた「スポーツジム待ち伏せ事件」(3)生ゴミを何日間も玄関前に放置し、高嶋に注意されると怒った「生ゴミ逆ギレ事件」――などの衝撃証言とみられる。民事裁判においてそれぞれが主張する重要な証拠は事前に書面でやりとりされるが、これらの証言については事前の“予告”がなかったため「反証もされないまま、事実として独り歩きしている」(山田弁護士)と指摘した。
この日、都内で美元を直撃すると「裁判のことは話せない」と言い、延期決定は「夫から新しい話が出たことが影響したもので、裁判所の判断です」とした。山田弁護士は「結審は9月中旬ごろ、判決は11月末から来年1月」と見通しを語った。
延期を求めたのは美元側。山田弁護士によると理由は、裁判所の当事者尋問調書の謄写時期が遅れ、主張を記す最終準備書面を期日までに作成できなくなったため。
結審する日に提出する最終準備書面では「高嶋さんが何の証拠も提出しないで唐突にお話しされた内容がクローズアップされている。きちんと反証しなければいけない」と説明。具体的にどの主張を反証するかは明かさなかったが、(1)高嶋の滞在先に深夜、美元がベッドで正座していた「京都夜ばい事件」(2)高嶋が通うスポーツジムに美元が突然現れた「スポーツジム待ち伏せ事件」(3)生ゴミを何日間も玄関前に放置し、高嶋に注意されると怒った「生ゴミ逆ギレ事件」――などの衝撃証言とみられる。民事裁判においてそれぞれが主張する重要な証拠は事前に書面でやりとりされるが、これらの証言については事前の“予告”がなかったため「反証もされないまま、事実として独り歩きしている」(山田弁護士)と指摘した。
この日、都内で美元を直撃すると「裁判のことは話せない」と言い、延期決定は「夫から新しい話が出たことが影響したもので、裁判所の判断です」とした。山田弁護士は「結審は9月中旬ごろ、判決は11月末から来年1月」と見通しを語った。
15日に脳幹出血で倒れ、大阪市内の病院に入院中の歌手、桑名正博(58)が出演したフジテレビ系昼番組「ごきげんよう」(月~金曜後1・0)が20日、放送された。倒れる4日前の11日に東京・台場の同局で収録したもので、番組冒頭やCM明けには「この番組は7月11日に収録したものです」というテロップが流された。
花柄のシャツにジーンズ姿で登場した桑名は、サイコロトークで過去の恥ずかしかったエピソードを披露。「耳をポンポンたたくとゴーンゴーンいうて怖い」と心配になり、100本ライブの合間を縫って耳鼻咽喉科で診察を受けたところ、「耳クソやった。ビックリよ」と笑わせた。
同番組はゲストが3日間出演することが通例だが、11日は20日放送分しか収録をしていないため、桑名の出演はこの日だけとなった。
一方、長男のミュージシャン、美勇士(31)は20日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に電話出演。容体は予断を許さない状況が続くが「足をくすぐったらピクっと動いた」など、「奇跡的なことが続いているので、僕らとしては信じたい気持ちでいっぱい」と心境を語った。
花柄のシャツにジーンズ姿で登場した桑名は、サイコロトークで過去の恥ずかしかったエピソードを披露。「耳をポンポンたたくとゴーンゴーンいうて怖い」と心配になり、100本ライブの合間を縫って耳鼻咽喉科で診察を受けたところ、「耳クソやった。ビックリよ」と笑わせた。
同番組はゲストが3日間出演することが通例だが、11日は20日放送分しか収録をしていないため、桑名の出演はこの日だけとなった。
一方、長男のミュージシャン、美勇士(31)は20日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に電話出演。容体は予断を許さない状況が続くが「足をくすぐったらピクっと動いた」など、「奇跡的なことが続いているので、僕らとしては信じたい気持ちでいっぱい」と心境を語った。
メジャー第3戦「全英オープン」の2日目。4オーバーの115位タイからスタートした石川遼はこの日2つスコアを落としトータル6オーバーで予選通過はならなかった。これで石川は昨年の「全英オープン」からメジャー大会5戦連続予選落ちとなった。
序盤は初日終盤の悪夢のような5連続ボギーを振り払うプレーを見せた。パットが決まらずバーディは7番まで来なかったものの、安定したショットでバーディチャンスを作り出していく。9番パー3では大きくフックするラインをねじ込み2つ目のバーディ。10番をボギーとしたものの、11番パー5でバーディを取り返し2オーバーと予選通過圏内で終盤を迎える。
しかし、トラブルが待ち受けていたのは12番パー3。ティショットがグリーン左手前のバンカーにつかまると、アゴに近い難しいライから1度で脱出できず3オン。短いボギーパットも決めきれず痛恨のダブルボギーでスタート時の4オーバーに後退してしまう。
すると、切り替えていきたい13番ではウェッジでグリーンを外し、短いパーパットも決めきれずボギー。さらにバーディが欲しい短いパー4の16番もボギーとし、トータル6オーバーとこの時点で予選通過に黄信号が灯る。結局17番、18番もパーに留まり、石川にとって4度目の「全英オープン」は2日間で終幕。
最終ホールで同組のトム・ワトソン(米国)が予選通過を決めるバーディパットを先にねじ込んだのに対し、石川の2メートルのバーディパットはショート。終盤歯切れの悪いゴルフとなったこの日を象徴するような場面が18番グリーンで展開された。
「これしかできない自分に対するフラストレーションが溜まっています。総合的に技術が足りないということ。ただ大事なのは現実に向き合うことだと思っています」。うつろな表情を浮かべコースをあとにした石川。ここから最後のメジャー「全米プロゴルフ選手権」を含む米ツアー連戦が続いていくが、自分のゴルフを貫けなかった聖地で得たものは多くない。
【2日目の順位】
1位:ブラント・スネデカー(-10)
2位:アダム・スコット(-9)
3位:タイガー・ウッズ(-6)
4位:トービヨン・オルセン(-5)
5位T:トーマス・エイケン(-4)
5位T:ジェイソン・ダフナー(-4)
5位T:グレアム・マクドウェル(-4)
5位T:マット・クーチャー(-4)
5位T:ポール・ローリー(-4)
10位:アーニー・エルス(-3)
15位T:武藤俊憲(-1)他12名
40位T:藤本佳則(+1)他10名
序盤は初日終盤の悪夢のような5連続ボギーを振り払うプレーを見せた。パットが決まらずバーディは7番まで来なかったものの、安定したショットでバーディチャンスを作り出していく。9番パー3では大きくフックするラインをねじ込み2つ目のバーディ。10番をボギーとしたものの、11番パー5でバーディを取り返し2オーバーと予選通過圏内で終盤を迎える。
しかし、トラブルが待ち受けていたのは12番パー3。ティショットがグリーン左手前のバンカーにつかまると、アゴに近い難しいライから1度で脱出できず3オン。短いボギーパットも決めきれず痛恨のダブルボギーでスタート時の4オーバーに後退してしまう。
すると、切り替えていきたい13番ではウェッジでグリーンを外し、短いパーパットも決めきれずボギー。さらにバーディが欲しい短いパー4の16番もボギーとし、トータル6オーバーとこの時点で予選通過に黄信号が灯る。結局17番、18番もパーに留まり、石川にとって4度目の「全英オープン」は2日間で終幕。
最終ホールで同組のトム・ワトソン(米国)が予選通過を決めるバーディパットを先にねじ込んだのに対し、石川の2メートルのバーディパットはショート。終盤歯切れの悪いゴルフとなったこの日を象徴するような場面が18番グリーンで展開された。
「これしかできない自分に対するフラストレーションが溜まっています。総合的に技術が足りないということ。ただ大事なのは現実に向き合うことだと思っています」。うつろな表情を浮かべコースをあとにした石川。ここから最後のメジャー「全米プロゴルフ選手権」を含む米ツアー連戦が続いていくが、自分のゴルフを貫けなかった聖地で得たものは多くない。
【2日目の順位】
1位:ブラント・スネデカー(-10)
2位:アダム・スコット(-9)
3位:タイガー・ウッズ(-6)
4位:トービヨン・オルセン(-5)
5位T:トーマス・エイケン(-4)
5位T:ジェイソン・ダフナー(-4)
5位T:グレアム・マクドウェル(-4)
5位T:マット・クーチャー(-4)
5位T:ポール・ローリー(-4)
10位:アーニー・エルス(-3)
15位T:武藤俊憲(-1)他12名
40位T:藤本佳則(+1)他10名
上場企業で年1億円以上の役員報酬を公開する、開示制度が3年目を迎えた。信用調査会社・東京商工リサーチと週刊朝日がそこから割り出した「役員報酬が上がった役員ランキング」と「役員報酬開示人数ランキング」を見てみると、世界的に不景気のなか、役員報酬額を上げたり、開示人数が増えたりした、たくましい企業が浮かび上がってきた。
役員報酬額が最もアップしたのは、静岡県に本社があるメガネ小売り大手「メガネトップ」の創業者である冨澤昌三会長だ。退職慰労金が全体の4分の3、5億7200万円を占める。同社が退職慰労金を廃止したことに伴い、昨年度に「前払い」という形で退職慰労金を計上したからで、現役バリバリの第一線の経営者だ。実際には会長を退いた後で慰労金を受け取るという。同社は昨年度、メガネ小売業界の売上高トップに躍り出た。その立役者は冨澤氏だという。
静岡の「街の眼鏡屋さん」からスタートし、2006年10月、屋号を「眼鏡市場」に変更した。このとき、高品質なレンズを入れても1万8900円などの価格で提供するビジネスモデルを作り、全国760店舗を展開するチェーンに成長させた。
「これまでは薄型レンズを使えば、どうしても価格が高くなってしまう。その問題を解消し、定額の安心価格を設定したことが顧客の支持を得ました」(同社広報担当)
開示人数のトップは、ファナック。前回から8人も増え14人となり、開示以来の最高となった。最も億万長者の多い会社だ。「上がった役員ランキング」の3位にも社長の稲葉善治氏が入るなど、存在感は群を抜く。
同社は山梨県忍野(おしの)村に本社を置く産業ロボットメーカーで、国内屈指の高収益を誇り、納める税金が地方財政を支えているほどだ。雇用面でも大きな役割を果たしている。忍野村は村財政に貢献を果たしたとして、創業者の稲葉清右衛門名誉会長に名誉村民の称号を贈っている。世界中が不景気に悩むなか、今期も過去最高益の見通しだ。
「とにかく、この会社にしか作れないものばかり。中国や韓国の会社がまねしようにも技術力がすごすぎる。圧倒的な競争優位に立っている」(証券アナリスト)
役員報酬額が最もアップしたのは、静岡県に本社があるメガネ小売り大手「メガネトップ」の創業者である冨澤昌三会長だ。退職慰労金が全体の4分の3、5億7200万円を占める。同社が退職慰労金を廃止したことに伴い、昨年度に「前払い」という形で退職慰労金を計上したからで、現役バリバリの第一線の経営者だ。実際には会長を退いた後で慰労金を受け取るという。同社は昨年度、メガネ小売業界の売上高トップに躍り出た。その立役者は冨澤氏だという。
静岡の「街の眼鏡屋さん」からスタートし、2006年10月、屋号を「眼鏡市場」に変更した。このとき、高品質なレンズを入れても1万8900円などの価格で提供するビジネスモデルを作り、全国760店舗を展開するチェーンに成長させた。
「これまでは薄型レンズを使えば、どうしても価格が高くなってしまう。その問題を解消し、定額の安心価格を設定したことが顧客の支持を得ました」(同社広報担当)
開示人数のトップは、ファナック。前回から8人も増え14人となり、開示以来の最高となった。最も億万長者の多い会社だ。「上がった役員ランキング」の3位にも社長の稲葉善治氏が入るなど、存在感は群を抜く。
同社は山梨県忍野(おしの)村に本社を置く産業ロボットメーカーで、国内屈指の高収益を誇り、納める税金が地方財政を支えているほどだ。雇用面でも大きな役割を果たしている。忍野村は村財政に貢献を果たしたとして、創業者の稲葉清右衛門名誉会長に名誉村民の称号を贈っている。世界中が不景気に悩むなか、今期も過去最高益の見通しだ。
「とにかく、この会社にしか作れないものばかり。中国や韓国の会社がまねしようにも技術力がすごすぎる。圧倒的な競争優位に立っている」(証券アナリスト)
宮崎県西都市の川で私立高校2年の男子生徒が溺れて一時意識不明になった事件で、宮崎県警は20日、同じ高校に通う3年生の少年(17)▽無職少年(17)▽アルバイト少年(16)=いずれも西都市在住=の3人を暴力行為法違反(集団的暴行)などの疑いで逮捕した。
逮捕容疑は、3人は共謀して8日午後2時ごろ、同市三納の板子川の高さ約5メートルの堰(せき)から男子生徒を無理やり突き落としたとしている。さらに高3の少年は約3キロ下流の三納(みのう)川で男子生徒の髪をつかみ無理やり川に入れ、無職少年は男子生徒の頭を水に沈めたり、足を引っ張ったりするなどの暴行をしたとしている。容疑を認め、「遊びの度が過ぎた」などと話しているという。
県警西都署などによると、男子生徒は意識は回復したが現在も宮崎市内の病院に入院中。3人とは遊び仲間で、当時は女子2人を含む10人が同じ場所にいた。女子が携帯電話の動画撮影機能で男子生徒が溺れる様子を撮影していたという。
男子生徒の母親が「いじめられて溺れたのではないか」と同署に相談し、11日に被害届を出した。同署はこの撮影記録の任意提出を受け傷害容疑を念頭に調べていたが「外傷がなく、医師の診断結果では傷害容疑が認定できない」として暴力行為法を適用し、一緒にいた他の6人は容疑に関係ないと判断した。いじめがあったかどうかも調べている。男子生徒は「怖かった」と話しているという。
男子生徒と逮捕された少年の2人が通う私立高校の校長は20日、宮崎市内の同校で取材に応じ「どちらも生徒なので、残念な結果だ。いじめは学校内ではなかったと聞いている」と話した。教頭は「悪ふざけの延長と受け止めていたので大変驚いている」と語った。
逮捕容疑は、3人は共謀して8日午後2時ごろ、同市三納の板子川の高さ約5メートルの堰(せき)から男子生徒を無理やり突き落としたとしている。さらに高3の少年は約3キロ下流の三納(みのう)川で男子生徒の髪をつかみ無理やり川に入れ、無職少年は男子生徒の頭を水に沈めたり、足を引っ張ったりするなどの暴行をしたとしている。容疑を認め、「遊びの度が過ぎた」などと話しているという。
県警西都署などによると、男子生徒は意識は回復したが現在も宮崎市内の病院に入院中。3人とは遊び仲間で、当時は女子2人を含む10人が同じ場所にいた。女子が携帯電話の動画撮影機能で男子生徒が溺れる様子を撮影していたという。
男子生徒の母親が「いじめられて溺れたのではないか」と同署に相談し、11日に被害届を出した。同署はこの撮影記録の任意提出を受け傷害容疑を念頭に調べていたが「外傷がなく、医師の診断結果では傷害容疑が認定できない」として暴力行為法を適用し、一緒にいた他の6人は容疑に関係ないと判断した。いじめがあったかどうかも調べている。男子生徒は「怖かった」と話しているという。
男子生徒と逮捕された少年の2人が通う私立高校の校長は20日、宮崎市内の同校で取材に応じ「どちらも生徒なので、残念な結果だ。いじめは学校内ではなかったと聞いている」と話した。教頭は「悪ふざけの延長と受け止めていたので大変驚いている」と語った。
愛知県警が捜査していた個人情報の漏えいに絡む一連の事件は20日、長野県警の巡査部長2人と元警察官の逮捕に発展した。現職時代に培った人間関係を悪用し、漏えいを持ち掛けたOBと拒否することができない後輩警察官--。個人情報保護法で守られていたはずの個人情報は、端末操作で簡単に流出していた。金銭の授受は無かったのか。愛知県警は3容疑者を追及する方針だ。【山口知、稲垣衆史】
「平林さんからの依頼を断ることができずにやってしまった」。地方公務員法違反(守秘義務違反)容疑で逮捕された長野県警須坂署小布施町交番勤務の巡査部長、倉品宏容疑者(50)は、そう供述しているという。
倉品容疑者とともに逮捕された巡査部長の石黒俊雄容疑者(60)は長野県警松本署の梓川警察官駐在所の勤務。2人とも十数年前、同署で平林大生(だいお)容疑者(60)=同法違反(唆し)容疑=と一緒に勤務し、その経験がもたれ合いの構図を生んだ。
平林容疑者は98年3月に依願退職し、07年に長野県公安委員会に探偵業の届け出をした。平林容疑者はホームページで「警察OBによる確実・格安・安心調査」とうたい、「警察」を前面に打ち出していた。
一連の事件の発端は10年夏、暴力団捜査を担当していた愛知県警の警察官の自宅や携帯電話にかかってきた脅迫電話だった。
警察官の住民票が不正に取得されていたことが分かり、県警は昨年11月、司法書士事務所の経営者らを戸籍法違反などの疑いで逮捕。6月には、横浜公共職業安定所(ハローワーク横浜)の非常勤職員らによる国家公務員法違反(守秘義務違反)事件に発展した。続いて、ソフトバンクの携帯電話販売代理店の元店長が顧客情報を漏らしたとして、不正競争防止法違反(営業秘密侵害など)の疑いで逮捕された。
一連の事件では、愛知県あま市の調査会社が鍵を握っていることが判明。経営者は名古屋市でも調査会社を経営し、いずれの事件でも各地の探偵会社に個人情報の取得を依頼していた。発端となった戸籍法違反事件で家宅捜索を受けており、押収した資料から今回の事件も浮上。平林容疑者もこの名古屋市の調査会社から情報入手を依頼されていた。
あま市の調査会社は情報売買で昨年秋までの4年間に約8億5000万円の収入があったという。同社の社長はこれまでの県警の任意の調べに対し「不正に情報を取っているとは知らなかった」と説明しているという。
「平林さんからの依頼を断ることができずにやってしまった」。地方公務員法違反(守秘義務違反)容疑で逮捕された長野県警須坂署小布施町交番勤務の巡査部長、倉品宏容疑者(50)は、そう供述しているという。
倉品容疑者とともに逮捕された巡査部長の石黒俊雄容疑者(60)は長野県警松本署の梓川警察官駐在所の勤務。2人とも十数年前、同署で平林大生(だいお)容疑者(60)=同法違反(唆し)容疑=と一緒に勤務し、その経験がもたれ合いの構図を生んだ。
平林容疑者は98年3月に依願退職し、07年に長野県公安委員会に探偵業の届け出をした。平林容疑者はホームページで「警察OBによる確実・格安・安心調査」とうたい、「警察」を前面に打ち出していた。
一連の事件の発端は10年夏、暴力団捜査を担当していた愛知県警の警察官の自宅や携帯電話にかかってきた脅迫電話だった。
警察官の住民票が不正に取得されていたことが分かり、県警は昨年11月、司法書士事務所の経営者らを戸籍法違反などの疑いで逮捕。6月には、横浜公共職業安定所(ハローワーク横浜)の非常勤職員らによる国家公務員法違反(守秘義務違反)事件に発展した。続いて、ソフトバンクの携帯電話販売代理店の元店長が顧客情報を漏らしたとして、不正競争防止法違反(営業秘密侵害など)の疑いで逮捕された。
一連の事件では、愛知県あま市の調査会社が鍵を握っていることが判明。経営者は名古屋市でも調査会社を経営し、いずれの事件でも各地の探偵会社に個人情報の取得を依頼していた。発端となった戸籍法違反事件で家宅捜索を受けており、押収した資料から今回の事件も浮上。平林容疑者もこの名古屋市の調査会社から情報入手を依頼されていた。
あま市の調査会社は情報売買で昨年秋までの4年間に約8億5000万円の収入があったという。同社の社長はこれまでの県警の任意の調べに対し「不正に情報を取っているとは知らなかった」と説明しているという。