坂口杏里がAV女優になる、なった?そうで。まぁ彼女には毛ほどの興味もないんですけれども、「親の顔に泥を塗るな」的なコメントをちらほらと。坂口良子にも毛ほどの興味もないんですけれども、感じたのはAV女優ってほんとに悪い仕事として捉えられているのだなということ。
小学6年の時、「昔はとさつ業が汚らわしいものとして身分が低い人の仕事だった」と習いました。たぶん死にまつわる仕事って多かれ少なかれそういうところ有ったんだと思う。でも、私たちの生活に必要な仕事で、それをやってくれている人がいて、差別なんかするべきじゃないのよ、って担任の先生が言ってました。
黒人や、同性愛者、ハンセン病患者なども、一時期は堂々と被差別者として公然と扱われていた。文明社会とは思えない、今では考えられないひどいことをされて、いわれていた。でもそれぞれの時間と、経緯があって改善された、りされている途中だったりする。
でも、AV女優って今もそっち側なんだ。性風俗っていずれもそうなのかな。生にすごく強く関わる仕事でありながら、恥ずかしい仕事で、その認識は誰しもに共通で、その仕事に携わっている人が見うるところで、恥ずかしい仕事だと断言してよい。
私もきっと友人がその仕事に従事すると聞いたら、「あと少し、考えてみて」っていうと思う。個人的に嫌いな職業はほかにもいくつかある。でも、友達がそれをやる分には止めないし、そのせいで友達がいやになることはない。でも友人がAV女優になったあとで、何も問題なくつきあえるかはわからない。自信がないのではなく、ほんとうに、わからない。
由美姉さんが酔って刀狩の張に語ったところに因れば、マリアルーズ号事件ののち、政府は歓楽街の女性を、「人に非ず」と断言したと。どこまで史実に基づいているかわからないが、今もそのころと変わらない。
直接的には他人を傷つけているわけではない職業で、無視できない人数が従事し、それでご飯を食べてる人もいる職業の公の場での扱いにはもう少し考える余地があるのではないか。