緊張しながら訪れたホテルライクなメンタルクリニック。
待ち合い席に、ケータイを操作しているかっこいい若者がいて
「え?彼も患者?!」なんて驚いてたら、扉が開いて、
中から可愛らしくて儚げな女の子が出て来た。
病院に付き添いで来てくれる彼氏、優しいなあ。

でも、私にもそんなトキはあったんだよね。

センセイに呼ばれて、診察室の中に入ると
センセイは思った以上に若くて、スマートな人だった。

「え?旦那さん、2週間も行方不明なんですか?!
それは酷いなあ。。。ちょっと考えられないですね」とセンセイ。

やっぱりこの状況は酷いことなんだな、と頭のどこかが
ぼんやりと認識すると、不覚にも涙がでてきて。

「睡眠導入剤と。。。抗うつ剤も出しておきましょうか?」
「いえ、抗うつ剤は結構です。眠れる薬だけお願いします」と私。

センセイには後でもう一回抗うつ剤を勧められたけど、
私は自分がうつ病では無いと思ったので、再度断った。
とにかく今はぐっすり眠れれば良かったから。

結局、睡眠導入剤も私にはほとんど効かなくて
(体質なのか、市販のも全く効きません・・・
汗)、
5日分のお薬も4日で服用中止に。
飲んだらすぐに眠れて、朝はスッキリ起きたかったのに、
飲んでも眠れず、むしろ朝方はだるくて仕方なく、
会社にも遅刻してしまったのが服用中止の原因。

でも、このままでは、本当に鬱になってしまいそう。

そして私は、ある活動を始めたのです。







精神的にタフと自認していた私。。。
そんな病院にお世話になるなんて、考えたコトなかった。
でも夜ベッドに入っても、いるはずの人がいない
1人のベッドは冷たくて寒い。

ベッドまで私の味方をしてくれてない気がして、
身体の芯からの寒さに、全ての感覚が鋭敏になる。

玄関の外の音に耳を澄ませて。。。
足音が聞こえると「彼かな?」って期待と落胆。
そしてただのガサガサいう風の音に、
訳のわからない恐怖を感じたりして、浅い眠りに疲れる日々。
呼吸もどんどん浅くなっていったように思う。

そして「病院へいこう」と決意したのに。。。

メンタルクリニックって完全予約制で、凄く混んでるんだね
!!!!!!!!!!!!!
訪れるとそこは不思議なホテルのように静寂で、明るい空間でした。




元Dとの別居時(というか突然失踪して、連絡が取れなくなった)、
私は最初元Dが病気?宗教?の線で考えていたので、
不安で心配で鬱になりそうだった。

何回掛けてもつながらない電話、
出ないのはわかっていても掛けてしまう。
そして更に不安や怒り、心配が押し寄せてきて。

ただ、元Dの会社からは何も連絡が無かったので、
彼が出勤しているのは確実だったし、
家の家賃もきちんと払い続けられていた。

そして私は眠れなくなって、
初めてメンタルクリニックを訪れたのでした。