大分県別府市明礬(みょうばん)の秘湯に近い雑木林で昨年9月、温泉巡り中の神戸市垂水区の看護師、横手宏美さん(当時28)が他殺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で先月逮捕された大分市出身の元建設作業員安藤健治容疑者(33)=川崎市川崎区=が容疑を認める供述をしていることが12日、捜査関係者への取材で分かった。捜査本部は物取り目的で殺害した疑いを強めており、近く強盗殺人容疑で再逮捕する方針。
捜査関係者によると、安藤容疑者は逮捕直後、あいまいな供述を繰り返していたが、死体遺棄容疑は12日までに全面的に認めた。捜査本部は同日、被害者の所持品を捨てたとの供述に基づき別府市内を捜索した。殺害についても否定はしていないという。
遺体は昨年9月4日、山中の露天風呂「鍋山の湯」に通じる林道沿いの雑木林で発見され、携帯電話や財布が無くなっていた。安藤容疑者は昨年8月31日ごろ現場に遺体を捨てた疑いで先月31日に逮捕された。