外貨証拠金取引をしようとすると、必ず、取引をするまえに外為証拠金取引業者に証拠金(保証金)を預けなければなりません。

この証拠金は、投資をする人が損をした場合、外貨証拠金取引会社はその証拠金から、その損失をひくことになってます。ですので、もし、投資に失敗しなければ、証拠金は全額返ってきます(たいていの業者は、取引さえしてなければいつでも引き出せます。)。

また、保証金も以下の3種類があります。

(1)必要保証金

現在持っているポジション(外貨の持ち高)に必要な保証金のことです。会社によって違いますが、だいたいが1万通貨単位ごとに5万円ぐらいです。

(2)受入保証金

外為証拠金取引業者に預けてある証拠金全額です。

(3)使用可能保証金

新たな取引に使うことのできる保証金です。

この3つの保証金の関係は、

使用可能保証金=受入保証金ー必要保証金

となります。

(例)1万ドル当たりにかかる必要保証金が5万円の会社に受入保証金として100万円預けた。現在、5万ドルを持っている。

必要保証金=5万円×5=25万円
受入保証金=100万円
使用可能保証金=100万円ー25万円=75万円

なお、通常、保証金や証拠金を何もつけないで裸で使う場合は、受入保証金のことを指すことが多いようです。

外国為替証拠金取引で利益が出た場合、どういう税務処理が必要なのかを心配している人もたくさんいらっしゃると思います。

通常、サラリーマンであれば、税金の計算は会社がやってくれているので、自分の給料の税金は会社から支払われており、自分で税金の計算をする必要がありません。

しかし、外為証拠金取引などで給料以外の収入を得た場合は、その分の税金は、税理士さんに頼むなどして、自分で計算するしかありません。

外国為替証拠金取引で得られた利益は、税法上は、通常、「雑所得」として扱われます。

「雑所得」の場合は、

年間給与所得が2000万円以下で、かつ、給与所得と退職所得以外の所得の合計額が20万円以下の場合、を除き、確定申告が必要
他の所得(給与等)と合算して税を計算(総合課税)
必要経費を差し引くことができる
他の雑所得と損益通算計算ができる
雑所得全体でマイナスになっても他の所得と通算することはできない
という扱いになります。

外国為替証拠金取引を始めるには、まず、外国為替証拠金取引業者に証拠金を支払わなければなりません。

では、最初に保証金をどれくらい払えば始められるのでしょうか?

これは、各業者によって異なります。

多くの業者は、最低の売買の単位が1万通貨単位(例えば1万ドル、1万ポンドなど)で、その通貨単位ごとに2万円から5万円程度であったり、取引額の5%程度だったりします(つまり、アメリカドルが1ドル=120円だとすると1万ドル×120円×5%=6万円)。

したがって、

外国為替証拠金取引は2万円から5万円程度から始められる

と言えます。

一方で、FX-naviなどは、取引の通貨単位の最低限が設定されておらず、自由に設定できるので、例えば、 1000ドルだけ買うようにすれば、6000円ぐらいで始めることも可能です。