今回の患者様は 大阪市 73歳 男性の方です。
男性は自営業、お住いの市のよくある健康診断を受診。
便潜血か何かの数値で、身体のどこかから出血している可能性の診断を受け、
すぐに大腸カメラ、胃カメラを受診しましたが、結果は、胃も大腸も出血箇所なし、異常なし、の判断でした![]()
便潜血、たまに引っ掛かりますよね?![]()
前日に肉系の食事をするだけでも引っ掛かることもあるんですよ~とか聞いたことあります、でももし、腸の壁に傷や、がん細胞があり、そこから出血していると怖いので大腸カメラを受診したり、でも結果異常がないことも少なくありません。
男性はホッとし、その後も普段通りの生活をしながら毎年の市の検診を受け、
指摘されるものの、大腸カメラも、胃カメラも出血箇所はありませんでした![]()
そんなある年、健康診断を夫婦で受診した際のこと
医師に「C型肝炎の検査は、されたことありますか?」と聞かれ、受けたことのないご夫婦は大阪の、O病院を紹介され肝炎検査を受けました。
すると医師から
「肝炎はご夫婦とも問題ありませんでした。しかし、ご主人は出血がみられます、
大腸か、胃か分かりませんが検査したほうが良いです。」
男性は、ほらきたといわんばかりに得意げに答えます。
「先生、私はもう5年ぐらい大腸も胃も検査してましてね、いつもなにもないんですわ~
」
男性は、またどうせたまたま出血が見られただけの経過観察のパターンだろうと思いましたが、医師の答えは違いました![]()
医師:胃でもなく、大腸でもない、、、では小腸は調べましたか?
男性:小腸?ですか?それは今まで言われたことおませんわ![]()
医師:小腸からの出血の可能性があります、ですが小腸の検査をできるのは大阪では
K病院しかありません、すぐ手配します、家に帰らずこのままK病院へ行って下さい。
男性は、訳がわからないまま、言われた通りK病院へ直行しました![]()
検査の結果、O病院で指摘された通り「小腸がん」でした。
そこからはK病院で治療が始まりました。
奥様いわく、
5年もあったのに、なぜもっと早くわからなかったのだろうか![]()
5年前に気づいてもらえていれば、もっと治療ができたかも![]()
と悔やんでおられました![]()
O病院主治医によると、そもそも小腸のがんは見つけにくいもの、そこに気づかないことも多く、今回のような流れで発見となることもあり得るとのことでした。
病気は何がきかっけで見つかるかわかりません
知識があれば患者側から、この病気の可能性はないですか?
と聞くこともでき、より詳しく調べてもらえる可能性もあります。
今回のお話は10年程前の話になりますので今はもっと発見されやすくなっているかもしれませんが、知識って大切ですね。


