フォーカルジストニア

フォーカルジストニア

クラリネット奏者です。
2011年にフォーカルジストニアと診断されてからの軌跡
想い、気付き、学び、葛藤、絶望、希望
そしてこれからのことについて綴ります。

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私はフォーカルジストニア②の続きです。

 

 

 

主治医から、

間違った信号を送ってる脳の一部を焼き切る手術をするしか

治る見込みはない。(手術をしても100%治るとは言えない)

 

と言われたこと

 

聴きに来ていたお客様に

 

『どうしたの?調子が悪いの?』

 

と言われたこと

 

 

この2つのことがあって、

心が折れました。

 

 

 

 

入ってる仕事を全てキャンセルし

『私はもう終わった』と絶望し

ただ息だけをしているような状態で数ヶ月過ごしたと思います。

 

 

 

 

 

罹患したのが2011年。

あれからもうすぐ10年になります。

 

 

病気のことは、本当に信頼している数名にしか言っていません。

 

とてもじゃないけど言えなかった。

絶対に知られてはいけないことだと思っていた。

 

突然姿を消し、音楽関係者に会わないように、

楽器店や演奏会にも行かなくなった。

大好きな演奏仲間との連絡も避けるようになった。

 

 

クラリネットを吹けない私には価値がない

と思っていました。

 

 

でも、この10年の間にたくさんの素敵な出逢いや

気付き、学び、そして妊娠、出産というライフステージの変化があり、

少しずつ少しずつ、私の気持ちも変わってきました。

 

 

今言えるのは

私はやっぱり音楽が好きだということ

 

どういう形であっても、表現者であり続けたいこと

 

何をしてるとか、どこに住んでるとか、そういうのは関係なくて、

ありのままのひろえとして生きていこう!と決めたこと

 

 

こう思えるまで10年かかりました。

 

 

長かったなぁ

 

でもきっと、必要な10年だったんだなぁ

 

 

呪いのように私の中にあった

『病気になった不幸な私』を

今、手放します。

 

 

サヨウナラ!