車いすの生活が続く

きびしいリハビリ

10月の中頃になって怖々ながら短い距離なら歩けるようになった

何が嬉しいって自分でトイレに行ける事が一番嬉しかった

左手も少しずつ動くようになってきたが
動くにつれ痛みもでできた

それは激痛で夜も眠れない時もあった

11月に入って理学療法士の先生が私の事を発表したいのでビデオを撮らせてほしいと言われた

しかし、その発表の次の日先生の表情が暗く聞くと

偉い先生がビデオを見て

僕なら1ヶ月で治すと言われた

僕には1ヶ月では治せない

だから退院を1ヶ月延ばしてほしい

と言われた

私はお正月までに退院したいと申し出てた

それで少しでも良くなるならと退院を延ばす事にした

12月に入って車の運転の許可してもらうため自動車学校に作業療法士の先生と行った

5ヶ月ぶりの運転

しかも左手は使えない

心配だったがクリアー

車を運転出来ないとどこにも行けない

私の年一度の楽しみの友達との旅行にもいけなくなってしまう

毎年友達と二人で車で自由気ままな旅をするのが楽しみだった

これまでは私が一人で運転してたけど

さすがにそれはもう無理だけど交代でなら行ける

だから運転できるのはすごく嬉しかった


お正月

休みなくリハビリ

でも食事はお正月気分を味あわせていただいた

最後の1ヶ月

先生方に着物の着付けをしてみたらと言われた

私は忘れてたけれどそれはリハビリ病棟に移った時、何がしたいと聞かれ

車の運転
着物の着付け
旅行にもいきたい

と言ったのを先生が覚えていて下さったのだった

左手はずいぶん動くようにはなっていたけれど握力は全くなかった

でもそれができたら娘達や孫達に着せてやれる

それで家から着物と帯やその他の道具を持ってきて言語聴覚士の先生にモデルになっていただき着付けをすることに

作業療法士の先生がその様子をビデオに撮らせてほしいと言われOK

当日、やはり思うように手が動かない

それでも何度もやり直しながら何とかできた

嬉しかった


お風呂も一人で入れるようになった

洗濯もできた

手の痛みも軽くなった


最後の1ヶ月で私はずいぶん良くなった


退院を延ばして本当によかったと思った

1月末日私は退院