今日の話題だよヽ(゚◇゚ )ノ
私たちの家庭に届く電気。現在はお住まいの地域の大手電力会社から届いていますが、3年後をめどにどこで生まれた電気を使うのか私たち自身が選べるようになるかもしれません。経済産業省が8日夜、こうした改革案をまとめます。
「立川の保健医療の拠点の施設です。こちらも新電力を契約していて、そちらから提供を受けている施設」(立川市行政経営課 諸井哲也課長)
健康診断や母子学級に使われているこの施設。室内の電灯などに使う電気は意外な所から送られています。
東京・品川区のマンションに本社をおく新電力の「エフパワー」。従業員は僅か20人ほどで看板も掲げていないが、千葉県などに火力発電所を持ち最大で50万キロワットの電気を関東地方を中心に送り出しています。
「電気の出どころ、どういうふうに作られたかとか、電気の使い方を工夫するとかを(新電力は考えることができる)」(F−Power 鮫島隆太郎 取締役)
既存の大手電力会社と違う「エフパワー」のような電気事業者は「新電力」と呼ばれます。最大のメリットは送電網などの整備に資金を使わなくて済むため、電気料金を割安に抑えられる点。例えば立川市では・・・
「(平成23年度は)約5000万円に及ぶ21%程度の削減効果が得られた」(立川市行政経営課 諸井哲也課長)
「新電力」は現在、工場や市役所などの大きな施設向けに限り電気を売ることが認められています。これを3年後をめどに一般家庭に拡大することで競争を引き起こし、電気料金を引き下げるのが経済産業省の狙いです。
「改革は大胆に、スケジュールは現実的に」(茂木敏充 経済産業相)
一方、改革のもう1つの柱が地域ごとに大手電力会社が独占してきた「発送電」の分離。5年から7年後をめどに発電所と送電網を分社化して、電線の使用料金を引き下げ風力発電などの参入を促す考えです。ただ、電力各社は猛反発。
「電力各社の経営にとってもインパクトがある。現時点で発送電分離が、どういうパターンがいいかなかなか判断できない」(電気事業連合会 八木誠会長)
しかし、経産省では、8日夜の議論を経て改革案を今の国会に提出する意向です。
電気が適正な料金で安定して送られるよう、丁寧な制度設計が求められています。(08日17:13)
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またね~ばいばい(^O^)/
