リブログ記事やはり人間が複雑怪奇・・・
゜ 自己利益を逃すまいとする人間の欲望には驚く。その時は気づかなかったが、今となっては驚くばかりである。知人や見知らぬ人に僕の名を利用されることもあり、いきなり、電話が掛かってきて、?「アレー、本人は自宅にいますよ?」電話の主は某大手会社の顧問をしている有名な右翼団体の幹部、どういう事かと聞けば、「今,貴男の名前で会社を脅しに来ているのがいるらしいんだ、それで急遽俺のところに連絡があり、確認してくれってね!俺は奴はそんなちんけな脅しをするような男ではないし、おかしいね、って答えて、確認はして見る・・・」 そう言う事かと分かったから僕は「そんなチンケな野郎なら、反対に脅して、とっちめて下さいよ」 と、言って電話を切った。 そう言う事ばかりか、彼方此方で僕の名を利用していた時期があり、利用していた人間は、凡そ見当はついていたが、騒ぐのも阿保らしいと思って止めた。 関係のない事件の中に僕の名があったというのは珍しくなかった。過激な政治闘争の時代は、公安警察や情報屋に日常的に尾行の嫌がらせがあったが、尾行を巻くのが趣味のようだったから、苦ではなかった。 なんやかんやの事が過去にはうったが、考えて見れば一番身に沁みたのは、人間の複雑怪奇性である。親しいと思ってた人間に陰で利用されていた。 今となっては、それが一番のショックだった。