「ローマは一日にしてならず」。体の生態系統も短時間にして造られるものではない。この生態系統は気の循環を先頭車両にする循環系統である。体の生態系統が造られる運動法は気功の基礎である動功の提収運動しかない。一旦この生態系統が造られたら、「戦わず、病の気を散らさせる」と言えるのである。今まで「早寝早起きは健康の元」だと言われていた。私の考えは「気の循環は健康の元」だと考えている。健康とは邪気に侵入されないことである。邪気が侵入しなければ病気にならない。病気にならないことは骨と筋肉の仕事ではなく、循環系統と内臓の仕事である。循環系統の中でも気の循環系統が特に肝心なのである。漢方では「気が廻れば、血のめぐりもよくなる。気が滞ったら、血が淀む。気は血の機関車であり、血は気の源であり、気が止まれば病となり、血が止まれば瘡となる」と言われている。